ところが・・・
りゅうちゃんに改善がみられなく不明なところがあった為、
検査ができる大きな病院へ転院することになったのです。
紹介状を持って、すぐに向かったところ、なんと、その場で入院になりました。。
パパもママもびっくりです。。。
検査後、パパの職場に担当先生から、電話があり、
「何時になってもいいから、病院まで来てもらえますか?お話しがあります」
とのこと・・・・
パパは出先だったので、夜遅く病院に行くと、
やはり原因不明とのこと、
いろいろお話しを聞いたあと
しばらく入院して、様子をみましょうと言う事になりました。
なんだか、急に不安が大ききくなってきたパパとママ。。
それは、入院後、りゅうちゃんの体調がだんだんと悪くなってきたからです。
ステロイドをはじめ、お薬の点滴たくさん投与しても40℃のお熱は下がりません。
ママが付きっきりでいるのですが、
パパが仕事帰りに行くと、
なんと、今までのいつも笑顔のりゅうちゃんは、そこにはいませんでした。
そうとう辛くなってきたのでしょう・・
「こっちにこないで!」
「パパ、こっちにこないで!」と怒鳴るようになってきました・・・
もう、不安なんて一気に通りすぎている、パパとママ。。。
ここから、入院生活の始まりとなりました。
パパ、ママ隊員とちびっこウルトラマンりゅうちゃんとの強敵かいじゅうのたたかいが始まりました。
毎日が不安との戦いでしたが、そんな事は言ってられません。
りゅうちゃんは、もっと大変なのです・・
ウルトラマンをフォローする、防衛隊員が弱音を吐くわけにはいきません。
不安の中でも、いつも元気で、強いりゅうちゃんなのだから、
「きっと大丈夫、心配ないよ」
と無理やり考えていました。
病状は、さらに悪化・・・
肺に水も溜まり血中酸素飽和度も下がってきています。
先生は、市から離れた、さらに専門の病院への転院をお話しされました。
それでも、不安はありましたが、
「きっと大丈夫、心配いらない」と考えていました。
転院は、緊急を要する為、救急車での移動です。
医師も同行です。
パパとママは着替え等最低限必要なものを取りに家へ戻ってから向かいます。
そこまで来ても、まだ、まさか・・・
そんなに重症なんてとは、夢にも思いません、いや、思いたくないと言うのが本音でした。
なので、そんなに急いで、なんて事もなかったのです。。。
道がわからなかったので、ナビ通りに行ったら、めちゃ遠回りになってしまいまして・・・
待っていてくださった救急隊の方々にお待たせしてしまい、ご迷惑をおかけして、
「ほんと、すみませんでした。。。」
それから、すぐに医師、看護師さん、付き添っていただいた先生等から説明お話しがありました。。
3へ