今日は特に辛い一日だった。
朝から気分が重く、何をする気にもなれなかった。
うつ病の影響で、ただ存在することさえも難しく感じる日がある。
今日はまさにその日だった。
起きてからしばらくベッドの中で過ごした。
何もしたくない、何も考えたくない。
ただ時間が過ぎるのを待つだけの日々が続くことがある。
でも、今日は何かしなければならないと感じ、無理やりベッドから出ることにした。
シャワーを浴びて、少しでも気分を変えようと試みたが、心の重さは変わらなかった。
朝食を摂ることも忘れてしまうほど、無気力な状態だったが、なんとか少しだけ食べることができた。
自分に「今日は少しでもいいから動こう」と言い聞かせ、部屋の掃除を始めることにした。
しかし、少し掃除を始めただけで、また気力が失われ、結局ソファに座り込んでしまった。
午後になると、ますます気持ちが沈んできた。
「何もかもが無意味だ」「自分は何の価値もない存在だ」といったネガティブな思考が頭を支配する。
このような思考はうつ病の典型的な症状だと知っているが、それでもどうにもならないことが多い。
こんなとき、自分を責めるのではなく、ただその感情を受け入れることが大切だと言われる。しかし、それがどれほど難しいかを実感する。
夕方、どうしても耐えられない気持ちになり、友人に連絡を取ることにした。
友人はいつも親身に話を聞いてくれる。
彼との会話は、少しでも気分を持ち直すための大切な時間だ。
彼が「無理をしないで、できる範囲で頑張ろう」と言ってくれた言葉に、少し救われた気がした。
その後、少し外に出てみることにした。
近くの公園を散歩し、自然の中で深呼吸をすることで、少しだけ気分が落ち着いた。
自然の力は偉大で、時折心を癒してくれることがある。
夕焼けの美しい光景を見ながら、「まだ生きていて良かった」と思う瞬間もあった。
帰宅後、夕食を摂り、少しだけ本を読んだ。
うつ病の症状がひどいときには、集中力が持続しないため、読書も難しいことが多いが、今日は少しだけ読むことができた。
このような小さな達成感を大切にすることが、うつ病と向き合う上で重要だと感じる。
夜になると、また不安や悲しみが押し寄せてくる。
しかし、今日は自分なりに精一杯頑張ったと思う。
うつ病との戦いは、日々の小さな勝利の積み重ねであることを忘れないようにしたい。
今日も生き延びた自分を褒めてあげたい気持ちがある。
同じようにうつ病で辛いおもいをされている方へ
このように、日々の感情や出来事を丁寧に記録することは、自分の気持ちを整理する助けになります。
うつ病との戦いは長く、辛いものですが、一歩一歩前に進むことが重要です。
何か少しでも自分を癒すことができる方法を見つけることができれば、その日が少しだけ楽になるかもしれません。
明日もまた新しい一日が始まります。
今日の小さな勝利を胸に、少しでも前向きに過ごせることを願っています。
あなたは一人ではありません。
この文章を読んでいる誰かが、同じような気持ちを抱えていることを忘れないでくださいね。
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うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
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長編
良かったら読んでいただけたらと思います
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