朝、目が覚めると、まず感じるのは体の重さと心の沈み。
布団の中で目を開けるのも辛い。
頭の中は曇り、心が痛む。
起き上がろうとする意志はあるものの、体がそれに反応しない。
まるで、見えない重りが全身に付けられているかのような感覚だ。
うつ病の朝は、普通の朝とは全く違う。
元気な日々がどれほど貴重であったか、こうした日々が続くことで身に染みる。
今日もまたそのような朝だった。
目覚ましの音が鳴り響く。
何度もスヌーズを押しては再び鳴る音に苛立ちを覚える。
もう少し寝ていたい、布団の中にいたい、外の世界に出たくない。
だけど、現実はそう甘くはない。
やるべきことが山積みだ。
仕事、人との約束。それらが私を待っている。
それでも、今日の私は少し違った。
なぜなら、昨日の夜、自己肯定感を高めるために少しの努力をしてみたのだ。
寝る前に、感謝日記を書いた。
どんなに小さなことでも感謝できることを書き出すことで、自分の心が少しだけ軽くなることを期待した。
その結果、今日は少しだけ、ほんの少しだけ起き上がる力が湧いた。
ゆっくりと布団から体を引き剥がし、重い体を引きずるようにして起き上がる。
まずは顔を洗い、鏡に映る自分を見る。
そこには、疲れ果てた顔が映っているが、今日は少しだけ目に力があるように感じた。
自己肯定感を高めるための努力は、決して無駄ではなかったのかもしれない。
朝食を摂る気力はなかったが、一杯の水を飲むことにした。
水を飲むことで、体の中から少しでも活力を取り戻せるかもしれないと思ったからだ。
キッチンの窓から差し込む朝日の光が、少しだけ心を温めてくれる。
それから、仕事の準備をするためにパソコンの前に座った。
仕事は、うつ病の私にとって大きな負担だが、同時に生きるための手段でもある。
今日もまた、パソコンの画面に向かい、タスクをこなしていく。
集中力が続かないことも多いが、少しずつ、少しずつ進めていくことが大切だと思い聞かせる。
仕事を進める中で、どうしても心が沈んでしまう瞬間がある。
そんなときは、無理をせずに一度手を止める。
深呼吸をして、心を落ち着ける。
そして、また再び仕事に向き合う。
この繰り返しだ。
うつ病は、一日にして治るものではない。
だからこそ、一歩一歩、少しずつ前に進むことが重要なのだ。
昼食を摂る頃には、少しだけ心が軽くなっていることに気づく。
午前中の仕事をこなしたことで、達成感を感じることができたからだ。
自分を褒めてあげることも大切だ。
どんな小さなことでも、自分ができたことを認め、それを褒めることで自己肯定感を高めることができる。
午後は、少しの散歩をすることにした。
外の空気を吸い、自然の中で心を休めることができる。
散歩の途中で、道端に咲く花や、木々の葉の揺れに目を向ける。
それらが心を癒し、少しだけ元気を取り戻す手助けをしてくれる。
夕方には、再び仕事に戻る。
午後の仕事は、午前中よりも少しだけスムーズに進むことができた。
心が少し軽くなったことで、集中力が増したのかもしれない。
仕事を終えた後の達成感は、今日一日の自分の努力を実感させてくれる。
夜になると、疲れがどっと押し寄せてくる。
だけど、今日は少しだけ充実感を感じることができた。
自己肯定感を高めるための努力が、少しだけ実を結んだのかもしれない。
うつ病の朝は、いつも辛くて重い。
だけど、小さな努力の積み重ねが、少しずつ心を軽くしてくれる。
以前の日記を読み直すことで、自分の心の中に少しだけ光を見出すことができた。
明日もまた、今日のように少しずつ前に進んでいけるように、自分を信じて歩んでいきたい。
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良かったら読んでいただけたらと思います
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。これはボクのサブ。
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