今日もまた、重い雲が心の上に垂れ込めているような気分で目が覚めた。
いつものことだが、それでも毎朝その重さに押しつぶされそうになる。
うつ病という名の闇は、目覚めと同時に私を包み込み、何もかもが無意味に思える。
起き上がることすら、何のためにするのかわからなくなってしまう。
それでも、ベッドから抜け出し、なんとか一日のスタートを切る。
朝食を摂ることさえ、時には困難に感じる。
食べ物を口に運ぶ動作が、まるで重い鉄球を持ち上げるように感じるのだ。
今日もまたしても、パンとコーヒー、プロテインが私の唯一の食事だ。
味なんて感じない。
ただ、胃に何かを入れなければならないという義務感だけで口に運ぶ。
うつ病と共に過ごす日々の中で、時間の感覚は曖昧になる。
朝が来て、夜が来る。
ただそれだけの繰り返しだ。
時計の針が進む音が、私にはほとんど聞こえない。
時間は流れているのか、それとも止まっているのか、わからなくなることがある。
何かを成し遂げる意欲もなく、何かを楽しむ気力もない。
ただ、日々が過ぎ去るのを眺めている。
今日は少しだけ外に出てみた。
新鮮な空気を吸うことが、心に少しでも良い影響を与えるかもしれないと考えたからだ。
しかし、外の世界は私にとって、ますます遠く感じられる。
人々が楽しそうに笑い、話し合っているのを見ると、自分がその輪の中に入れないことが一層際立つ。
私はただ、通り過ぎる人々を見つめながら、心の中でその一部になりたいと願うだけだ。
公園のベンチに座り、目の前の景色を眺める。
子供たちが遊んでいる姿や、犬を連れた人々の姿を見ると、昔の自分を思い出すことがある。あの頃は、こんなにも暗い気持ちに支配されていなかった。
未来に希望を持ち、毎日が新しい冒険のように感じていた。
しかし、今は違う。
未来がどうなるのかさえ、考えることが怖い。
希望が見えない今、未来に何の期待も持てない。
帰宅後、少しだけ本を読んだ。
本を読むことは、私にとって唯一の逃避の手段だ。
現実から離れ、物語の中に身を投じることで、短い間だけでも心の重さを忘れることができる。
しかし、ページをめくるたびに、また現実に引き戻される。
物語の中の人物たちは、自分たちの人生を生きている。
彼らには目的があり、目指すものがある。
それに比べて、自分の人生がいかに空虚であるかを思い知らされる。
夕方になり、再び一日の終わりが近づいてくる。
今日は何も成し遂げられなかった。
それでも、少しだけ外に出たことを自分に褒めてあげたい気持ちもある。
小さな一歩かもしれないが、それでも前進だと思いたい。
夜は、また一人で過ごす時間が増える。
孤独感が一層強くなり、心の中の闇が広がっていくのを感じる。
それでも、何とかしてこの夜を乗り越えなければならない。
明日が来ることを信じて、今日を終わらせる準備をする。
ベッドに入ると、また重い心と共に眠りにつく。
しかし、眠りが訪れるまでの間、心の中で今日の出来事を反芻しながら、自分自身と対話する。
うつ病は人生の終わりではないと、何度も自分に言い聞かせる。
しかし、それを信じることは容易ではない。
毎日が戦いであり、毎日が挑戦だ。
それでも、生きていくことを選んだ以上、前を向いて歩くしかない。
どれだけ小さな一歩でも、進むことをやめてはいけないのだと、自分に言い聞かせる。
そして、また新しい朝が来ることを祈りながら、今日の一日を終える。
明日は、今日よりも少しでも良い日になることを願って。
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うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
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