自然と湧き上がる自殺念慮との戦い
私の心の中には、常に暗闇が広がっている。
朝目覚めると、すぐに重苦しい感情が襲ってくる。
まるで、全身を重い鎖で縛られたように、身動きが取れない。
これが自殺念慮というものなのだろう。
何もかもが無意味に思える中で、どうやって一日を過ごせばいいのかさえ分からなくなる。
起き上がることすら難しい日もある。
ベッドの中で、天井を見つめながら、ただ時間が過ぎるのを待つしかない。
食事を摂る気力もなく、何も口にすることなく一日が終わることも少なくない。
友人や家族との連絡も途絶えがちになり、孤独感がさらに深まる。
自殺念慮は、静かにしかし確実に私を追い詰めてくる。
その声は耳元でささやき、私の心に入り込んでくる。
「もう楽になりたい」とか「生きている意味がない」といった思いが、何度も何度も頭の中を巡る。
こうした考えを振り払おうとするたびに、さらに強くその声が響いてくる。
一日の中で、一番辛いのは夜だ。
静かな夜の中で、一人でいるときに、最も自殺念慮が強くなる。
心の中でその声と戦うのは、まるで果てしない戦いのようだ。
眠れない夜が続くと、次第に身体も心も疲弊していく。
何度も何度も、「もう終わりにしたい」と思うことがある。
そんな時、ふと、家族や友人の顔が浮かぶ。
彼らに悲しい思いをさせたくない、と思う気持ちが、かろうじて私を引き留める。
だが、その思いも長くは続かない。
次第に、その思いすらも消えかけてしまう。
それでも、生き続けなければならない理由を探すために、日々苦しんでいる。
医師やカウンセラーと話すこともあるが、それでも自殺念慮は完全には消えない。
薬を飲むことで一時的に気分が落ち着くこともあるが、根本的な解決にはならない。
周りの人々は私を心配してくれるが、その優しさに対してどう返せばいいのか分からない。
ただ、感謝の気持ちだけが残る。
自殺念慮との戦いは、終わりが見えない。
けれども、一歩一歩進むしかない。
少しでも自分を肯定することができるように、小さなことに喜びを見つける努力をしている。例えば、好きな音楽を聴くことや、自然の中を散歩することなど、少しでも心が軽くなる瞬間を大切にしている。
この日記を書きながら、自分の気持ちを整理することができた。
書くことで、少しだけ自分自身を理解し、自分の感情を受け入れることができるようになった気がする。
自殺念慮は辛いが、これからも自分と向き合い続けることで、少しでも前向きな気持ちを取り戻したいと思う。
明日もまた新しい日が始まる。
辛い日々は続くかもしれないが、それでも少しずつでも前に進む努力をしていきたい。
自分の心の中の闇と向き合いながら、生きる意味を探し続けることで、いつか自分自身を取り戻せる日が来ると信じている。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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