今日もまた、目覚めると重い気分に包まれていた。
体が鉛のように重く、布団から出ることさえも一苦労だ。
うつ病が私の人生を支配していると感じる瞬間がますます増えている。
朝の光が窓から差し込むのを見て、普通の人々がどうやって一日を乗り切るのか、どうやって希望を持ち続けるのか、不思議に思う。
朝食を取る気力もなく、ベッドに横たわったまま時間だけが過ぎていく。
頭の中では、「何もかもが無意味だ」「こんな状態で何をしても無駄だ」といった思考がぐるぐると回っている。
これらの考えを振り払おうとしても、まるで暗い霧のように私を包み込んで離れない。
過去の自分を思い出すと、活力に満ち溢れて本部リーダーとして活躍していた頃が懐かしい。
その頃は、将来への期待と夢があった。
しかし、今ではその全てが遠い記憶となり、現実の重圧に押し潰されそうだ。
友人や家族とのつながりも薄れてしまった。
うつ病が私を孤立させ、誰とも話す気力を失わせてしまったからだ。
午後になっても気分は一向に晴れない。試しに外に出て散歩をしてみることにした。
外の空気を吸うことが少しでも気分を変える助けになればと期待して。
しかし、外に出ると、人々の笑顔や楽しそうな姿が目に入り、自分の孤独感が一層深まるだけだった。
何度もため息をつきながら、家に戻った。
家に戻ると、ふと本棚に目が留まった。
昔よく読んでいた本が並んでいる。
久しぶりにその中の一冊を手に取ってみた。
ページをめくりながら、少しずつ読んでいくと、かつて感じた楽しさがほんの少しだけ蘇ってくる気がした。
読書は一時的な逃避かもしれないが、少なくとも今の私にとっては貴重な時間だ。
夕方になると、ますます気分が落ち込んでくる。
夜が近づくにつれて、孤独感と不安が増していく。
何をしても無駄だという思考が再び頭を支配し始める。
明日も同じような日が繰り返されるのかと思うと、未来に希望を見出すことが難しい。
今日の日記を書いていると、少しだけ気持ちが軽くなった気がする。
言葉にすることで、自分の感情や考えを整理できたからかもしれない。
それでも、うつ病との闘いは続く。
少しずつでもいいから、前に進むための方法を見つけていきたい。
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うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
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