今日は、またうつの波が押し寄せてきた日だった。
朝、目覚めた瞬間から重苦しい気持ちが胸を圧し、ベッドから起き上がるのにすら力が要る。心の中で「何かしなきゃ」と思うけれど、その「何か」が見つからない。
いつものように、深い溜息をついてから、重い身体を何とか動かしてリビングへ向かう。
朝食を取る気力もなく、コーヒーだけを飲んでみるが、苦い液体が喉を通る感覚も、何だか現実感がない。
まるで夢の中で動いているような、ぼんやりとした感覚が続く。
「今日は何をしようか」と自問するけれど、頭の中は霧がかかったように混乱していて、考えることすら辛い。
カレンダーを見ても、特に予定があるわけでもない。
仕事ができない状態が続いているから、時間だけが過ぎていく感覚に陥る。
そんな中で、ふとした瞬間に「何かしなきゃ」という焦燥感が襲ってくる。
でも、その「何か」が何なのか分からない。
趣味を楽しむ気力も、友人と会う元気もない。
すべてが面倒に思えて、結局何もできないまま時間が過ぎていく。
昼食も取らずに過ごしていると、やがて午後の光が部屋に差し込み始める。
カーテン越しに見る外の景色は、夏の暑さを感じさせるけれど、私はその光すらも遠く感じる。
外に出る気力もないまま、家の中でただぼんやりと過ごす。
午後になると、少し気分が上向いてくることもある。
今日は少しだけ散歩をしようと思い立ち、外に出ることにした。
近所の公園まで歩いてみると、緑の木々や子供たちの笑い声が耳に入ってきて、少しだけ心が軽くなる気がする。
歩きながら、「何かしなきゃ」と自分に言い聞かせるけれど、その「何か」が見つからないことに変わりはない。
それでも、少しでも動いてみることで、気持ちが軽くなる瞬間があることに気付く。
大きな一歩は踏み出せなくても、小さな一歩を積み重ねることが大事なんだと、自分に言い聞かせる。
家に帰ると、少しだけ気持ちが晴れたような気がする。
夕食を作る気力も出てきたので、簡単な料理を作ってみることにした。
食事を取りながら、少しずつ自分を励ますように、「今日も一日頑張った」と自分に言い聞かせる。
夜になると、少しずつ心が落ち着いてきて、日記を書くことにした。
今日一日、何もできなかったように感じるけれど、小さな一歩を踏み出せたことが、自分にとっては大きな前進だと思いたい。
うつと戦いながらも、少しずつ前に進むことができると信じて、また明日を迎えよう。
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うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
#️⃣病気に負けないウルトラマンになった3歳児
長編
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https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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水をもっと飲みなさいとのことなので、いつも手元に置いて飲めるように
これを使おうと思う。ストローでもどちらでも飲めるのがいいな。