今日は、何もできない日だった。
朝目が覚めた時から、何もかもが重たく感じられて、布団から出ることすら困難だった。
目覚ましが鳴り響く中、手を伸ばして止めるのが精一杯で、それさえも大きな労力に感じた。まるで体全体に重りがつけられたような感覚で、心の中は霧がかかったように曇っていた。
これまでも何度か「何もできない日」は経験してきたが、今日ほどそれを強く感じた日は少ないかもしれない。
何かをしなければいけないという焦りや罪悪感が心の片隅にあるものの、その思いに体がついていかない。
ベッドの中で、ただぼんやりと天井を見つめる時間が続く。
時計の針が進んでいくのを感じながら、無力感がどんどん膨れ上がっていく。
少しでも体を動かしてみようと、思い切ってベッドから降りてみた。
だが、その瞬間、足元がふらつき、再び倒れ込むようにベッドに戻ってしまった。
体も心も、全く言うことを聞いてくれない。
「こんな自分はダメだ」と自分を責める気持ちが湧いてくるが、それを無理に押し込めようとすることで、さらに気持ちが沈んでしまう。
どこかに助けを求める力も湧いてこない。
誰かに話しかけることさえ、今はできない。
何もできない自分を受け入れるしかない、そう思うしかなかった。
こうした日は、どうしても無理をしないことが大切だと頭では理解している。
しかし、それでも何かしなければという思いが捨てきれない。
結局、何もできないことに対する自己嫌悪と無力感が、終日私を支配していた。
昼頃、ようやく少しだけ体を動かすことができた。
何か食べようと思ったが、食欲が全くわかなかった。
冷蔵庫を開けてみても、何を選べばいいのかさえわからない。
それでも、少しでも口にしなければと思い、ヨーグルトを一口食べた。
味は感じられなかったが、それでも食べることで体が少し軽くなった気がする。
栄養を取ることが、うつ状態を少しでも和らげる助けになると信じているからだ。
午後になっても、気分が晴れることはなかった。
ネットで何か役に立つ情報がないか探してみたが、逆にいろいろな情報が押し寄せてきて、余計に気持ちが落ち込んでしまった。
何を見ても、自分には関係のない世界のように感じられる。
結局、パソコンを閉じて、またベッドに戻るしかなかった。
このまま一日を無駄にしてしまうのではないかという恐怖が、頭をもたげてくる。
しかし、今日は無理をしないことに決めた。
自分を責めることなく、ただ「今はこれでいいんだ」と言い聞かせる。
そんな自分を少しでも許してあげることが、明日につながるかもしれないからだ。
夕方になって、少しだけ散歩に出てみた。
外の空気を吸うことで、少しでも気分が変わることを期待していたが、結果的にはそれほど変化はなかった。
ただ、歩いているうちに、少しだけ心の中の霧が薄まった気がする。
深く呼吸をすることで、体の中に溜まっていた重圧が少しずつ解けていくような感覚があった。
帰宅後は、再びベッドに戻り、今日は何もできなかった自分を受け入れることにした。
そんな日もあると、自分に言い聞かせることが必要だとわかっている。
うつ病と共に生きるということは、時には何もできない自分を許すことでもあるのかもしれない。
明日は、もう少しだけでも動けることを願いながら、今日の日記を締めくくる。
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良かったら読んでいただけたらと思います
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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水をもっと飲みなさいとのことなので、いつも手元に置いて飲めるように
これを使おうと思う。ストローでもどちらでも飲めるのがいいな。