うつ状態での毎日は、まるで重い霧に包まれているかのように感じられる。
今日もその霧の中で目覚めたが、すでに日が昇っていることにも気づかないまま、ベッドの中でただ時間が過ぎるのを感じていた。
目を開けても、部屋の中の景色はぼんやりとしか見えず、まるで世界から切り離されているような感覚が続いている。
朝、というよりも昼近くになってようやくベッドから出たが、体は重く、何もかもが億劫だ。
歯を磨く、顔を洗う、服を着替える――すべてが一つ一つの行動が、まるで大きな山を登るかのように感じられる。
何とか着替えを終えたものの、鏡に映る自分の顔は疲れ切っていて、目の奥には生気が感じられない。
次に何をしようか考えると、途端に不安が押し寄せてくる。
何もする気が起きない。
何をしても楽しくない。テレビをつけても、好きだったはずの番組がただのノイズにしか思えない。
SNSを開いても、他人の楽しそうな投稿が余計に自分の孤独感を深めるだけだ。
だから、結局スマホを手放し、ただぼんやりと天井を見つめることしかできない。
時間が経つにつれ、自分が無駄な存在であるという思いが頭を占めるようになる。
なぜこんなにも無力で、何もできないのだろう。
周りの人たちは皆、日々の生活を楽しんでいるように見えるのに、どうして自分だけがこんなにも苦しいのだろう。
誰かに相談したい気持ちもあるが、こんな話をしても迷惑をかけるだけだと思うと、結局誰にも話せないまま心の中に閉じ込めてしまう。
午後になると、ようやく少しだけ動く気力が出てきて、簡単な食事を取ることにした。
しかし、食欲はほとんどなく、食べ物の味もしない。
ただ、体を動かさないといけないという義務感だけで口に運んだに過ぎない。
食事を終えると、再びベッドに戻り、布団にくるまる。
外の世界との接触を避けるために、カーテンを閉め切り、暗い部屋の中で自分の存在をできるだけ小さくする。
そうすることで、少しだけ安心感を得られる気がする。
夕方になり、少しの間眠りに落ちるが、夢の中でも不安と恐怖が追いかけてくる。
目が覚めた時には、時計の針が進んでいることに驚くが、それが現実であることがただ虚しく感じられる。
何もしていないのに、時間だけが過ぎ去ってしまったという感覚に襲われる。
夜が訪れると、再び不安が強まる。明日も同じような一日が待っているのだろうか。
自分がこの状態から抜け出せる日は本当に来るのだろうか。
未来に対する不安が次々と頭をよぎり、心が重くなる。
どうして自分はこんなにも辛いのだろうと自責の念が湧き上がるが、それを止める力もなく、ただその感情に飲み込まれてしまう。
結局、今日は何もできなかった。
何かしようと努力はしてみたが、それすらも虚しく感じる。
ただ生きているだけで精一杯で、周りの人たちが普通にこなしていることが、私にとっては大きな壁となって立ちはだかる。
立ち直りたいという気持ちがないわけではないが、どこから始めればいいのかもわからず、ただ毎日を生き延びるだけの日々が続いている。
この日記を書きながらも、心の中にはどこか希望が残っていることを感じたいと思っている。けれども、それを見つけるのは今の私にとってはとても難しい。
それでも、こうして言葉にすることで、自分の気持ちを少しでも整理できるのではないかと願っている。
今日は何もできなかったけれど、こうして日記を書けただけでも少しは前進したのかもしれない。
だけど、やはり心の中の霧はまだ晴れそうにない。
それでも、明日が来ることを信じて、今夜は眠りにつこうと思う。
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うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
#️⃣生きた記録病気に負けないウルトラマンになった3歳児
小児がん末期の記録
良かったら読んでいただけたらと思います
少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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水をもっと飲みなさいとのことなので、いつも手元に置いて飲めるように
これを使おうと思う。ストローでもどちらでも飲めるのがいいな。
かわいいので買った。