うつ病と共に生きるということは、日々の生活がまるで見えない霧の中を歩くようなものです。
頭の中が重たく、身体は疲れ果てているのに、周りの世界は変わらずに動き続けます。
そのスピードに追いつけない、あるいはそもそも追いつく力さえ感じられない自分を責めてしまうこともあります。
今日という一日も、その感覚が頭の中を占めていました。
朝、目が覚めた瞬間、もう一日が始まるのかと重苦しい気持ちが襲いかかってきました。
ベッドの中で、しばらくじっとしていたけれど、なかなか起き上がることができませんでした。
頭の中では、起きなければならないという声が響くけれど、身体が動かない。
布団の中で、ただ天井を見つめていました。
その瞬間、自分の存在が無意味に思えてしまいました。
誰のために、何のために起き上がる必要があるのか?すべてが虚しく感じられて、動く気力がなくなっていきます。
それでも、少しの力を振り絞って布団から這い出しました。
顔を洗って、歯を磨き、なんとかいつもの朝のルーティンをこなします。
うつ病にかかっていると、こうした当たり前の行動さえも、まるで山を登るような困難に感じられることがあります。
でも、こうして少しでも行動を起こすことで、少しだけ気分が軽くなることもあるのです。
今日の天気は曇りでした。どんよりとした空は、まるで私の心の中を映し出しているかのように感じられます。
外に出る気力はありませんでしたが、窓の外を見るだけで、少しだけ心が落ち着くような気がしました。
自然とのつながりは、どんなに小さくても、私にとって大切なものです。
外の景色が変わらずにそこにあるということは、私がどう感じていようと、世界は続いているということを教えてくれるからです。
今日は特に何か大きなことをするつもりはありませんでした。
うつ病の時には、無理に自分に何かを強いることが逆効果になることが多いです。
小さなことでも、自分ができたことを認めてあげるのが大切だと分かっているので、今日は自分に少し優しくすることにしました。
たとえば、家の中で少しだけ片付けをしたり、お茶を淹れて少しの間リラックスしたり。
そうした些細な行動でも、少しずつ自分を癒す力になることを信じています。
昼食は軽く済ませました。
食欲もあまりなく、何を食べても味が感じられないような日が続いています。
それでも、栄養を摂らなければという意識はどこかにあり、栄養バランスの取れた食事を意識するようにしています。
食事をするという行為自体が、私にとっては一つの「生きること」の証です。
食べることは生きること。
それを頭に浮かべながら、少しずつ食べ進めました。
午後は、少しだけ読書をしました。
うつ病の時は、集中力が続かないことが多いですが、それでもお気に入りの本を手に取ってみました。
ページをめくることが難しく感じられる時もありますが、何かに没頭できる瞬間が少しでもあると、心が少し軽くなるような気がします。
今日は特に何も深く考えず、ただ物語の世界に身を任せました。
夕方になると、また気持ちが重くなってきました。
夕暮れはいつも私にとって特に難しい時間帯です。
日が沈んでいくと同時に、自分の中でも何かが沈んでいくような気がして、孤独感が増していきます。
誰かと話をする気力もなく、ただ黙って時の流れを感じていました。
でも、こんな時には無理をせず、自分の感情をそのまま受け入れることが大切だと自分に言い聞かせました。
悲しみや孤独感が訪れるのは、自然なこと。
逃げようとせず、ただその感情に寄り添ってみることが、私にとっての癒しになることがあります。
夜、少しだけ日記を書くことにしました。
今日一日を振り返ると、特に大きなことはしていませんが、それでも生き抜いたという事実があります。
それが私にとっては十分なことです。うつ病と共に生きる中で、完璧を求めず、ただその日一日をどう過ごしたかを自分で認めてあげることが大切だと学びました。
今日は何もできなかったと思う日でも、実は小さな進歩があったかもしれない。
それに気づくことが、少しずつ私を前へと進めるのです。
この日記を書くことで、自分の気持ちを整理し、少しだけ心が軽くなった気がします。
書くことは、私にとって自分自身と向き合う手段でもあります。
今日という一日を振り返り、これからの一日も少しずつでも前に進んでいくことができれば、それでいいのだと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
#️⃣生きた記録病気に負けないウルトラマンになった3歳児
小児がん末期の記録
良かったら読んでいただけたらと思います
少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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水をもっと飲みなさいとのことなので、いつも手元に置いて飲めるように
これを使おうと思う。ストローでもどちらでも飲めるのがいいな。
かわいいので買った。