うつ病と向き合うために
うつ病に耐えられないと感じる瞬間は、まるで全身が重い霧に包まれ、光の届かない場所にいるかのようです。
頭の中は混乱し、心はどんどん沈んでいく。
そして、その感覚は突然やってくることもあれば、じわじわと忍び寄ることもあります。
私にとって、今日という日はまさにその耐えられない瞬間の一つでした。
朝目が覚めた時、すでに心の中に漠然とした不安と絶望感が渦巻いていました。
何もしたくない、何も感じたくない、ただ存在していることが苦しい。
その感覚は、まるで体の内側から力がすべて吸い取られたかのようで、一歩を踏み出すことさえも困難でした。
ベッドから出ることすらできず、無気力の波に飲み込まれてしまいそうになる瞬間。
こういう時に、自分の中で最も大事にしているのは「今は耐えられないのは当然だ」と自分に許しを与えることです。
うつ病と闘っている人にとって、何かが「できない」自分に対して責める気持ちがどうしても芽生えてしまいます。
しかし、うつ病は心の風邪とも言われるように、精神的な病であり、決して意志の弱さや怠惰の問題ではない。
その事実を何度も心の中で反芻し、「今日はただ生きているだけで十分だ」と自分を受け入れる努力をしています。
とはいえ、何もせずにそのまま一日を過ごすのも、また別の苦痛を感じることがあります。
無力感や虚しさが、ただ時間が流れていく感覚とともに増幅してしまう。
だから、少しでもいいから、何か小さな行動を取ることを心がけています。
今日は、窓を開けて新鮮な空気を吸うことから始めました。
それはとても小さなことですが、窓から差し込む光や風が、少しだけ心の重みを和らげてくれました。
次に、温かいお茶を作ることにしました。
お茶を淹れるという小さな行為ですが、そのプロセスが頭の中の混乱を少しだけ整理する助けになりました。
お湯が沸騰する音、お茶の香り、カップに注ぐときの手触り…そういった五感を使うことで、今ここに自分が存在していることを感じ取ることができました。
時には、こうした小さなアクションが、生きている感覚を取り戻すための大切な一歩となります。
一方で、耐えられないと感じる時は、自分を追い込まないようにすることも重要です。
無理に前向きになろうとすると、そのギャップに対する絶望感がさらに大きくなることがあるからです。
だからこそ、無理に笑顔を作らず、今の自分の気持ちをありのまま受け入れることを大事にしています。
今日一日を乗り越えるために、自分に優しく接することが最も効果的だと感じます。
また、うつ病の症状が特にひどい日は、他者との接触も難しいことがあります。
しかし、孤独感が心の負担を増やすことも少なくありません。
そこで、私は信頼できる友人や家族に「ただそばにいてほしい」とお願いすることもあります。
言葉を交わさなくても、ただ一緒にいるだけで安心感を得られることが多いです。
今日は、友人に電話をかけ、「少し話を聞いてもらえない?」とお願いしました。
友人は特別なアドバイスをくれるわけではなく、ただ私の話を静かに聞いてくれるだけでしたが、その存在が私の孤独感を少し和らげてくれました。
耐えられないと感じる日は、どうしても「終わりが見えない」という絶望感に苛まれます。
しかし、過去にもこうして耐えてきたことを思い出すことで、「この瞬間もいつかは終わる」という微かな希望を見出すことができます。
もちろん、その瞬間に希望を感じるのは難しいことが多いですが、過去の自分が乗り越えた経験が、未来への信頼感を少しでも支えてくれます。
うつ病の中で耐えることは決して簡単なことではありません。
しかし、小さな行動や自分を許すこと、他者とのつながりを大切にすることで、少しずつ前に進むことができると信じています。
今日はまだ終わっていないし、これからも苦しい瞬間は続くかもしれませんが、一つ一つの瞬間を乗り越えることで、少しでも心が軽くなる日が来ることを信じていたいと思います。
追記: 夜になり、少しだけ気持ちが落ち着いてきました。
今日は大きな進展はなくても、小さな一歩を踏み出すことができたことに感謝しています。
これからも、焦らずに自分のペースで進んでいきたいと思います。
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うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
#️⃣生きた記録病気怪獣と戦うウルトラマンになった3歳児
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良かったら読んでいただけたらと思います
少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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水をもっと飲みなさいとのことなので、いつも手元に置いて飲めるように
これを使おうと思う。ストローでもどちらでも飲めるのがいいな。