何もやる気が起きない、そんな日がまた訪れた。
何度繰り返したか分からないが、今日も例外ではない。
朝起きた瞬間、ベッドの中で重くのしかかる無気力感が私を包み込む。
目は覚めているのに、体は動かない。
頭の中では「今日も頑張ろう」と思っているけれど、体が言うことを聞かないのだ。
何もやる気が起きない。
時計の針だけが進んでいき、時間の経過を感じるたびに焦りが募る。
午前中は、何とかベッドから出ようと試みた。
しかし、体が鉛のように重く、布団の温もりが私を引き戻す。
頭の中では「こんなことをしていてはいけない」という声が響いているけれど、それを打ち破る力が今の私にはない。
無気力は一種の麻痺のようなものだ。
感じるのは疲労感と虚無感だけ。
何も考えたくないし、何も感じたくない。
それでも、頭の中で自分を責める声が鳴り続けている。
自己嫌悪が次第に強くなり、もうどうしようもないと思う瞬間が訪れる。
お昼を過ぎても、やる気は戻らない。
簡単なことをするのさえ、ものすごくハードルが高い。
例えば、シャワーを浴びること、着替えること、食事をすること。
その一つ一つが、今日の私には山のように感じる。
普通の日なら何でもないこれらのことが、今日はまるで不可能に思える。
だからといって、何もしないわけにもいかず、ただ時間だけが過ぎていく。
午後になると、少しだけ体が動くようになった。
しかし、その動きも決して活発なものではなく、ただの惰性で何かをやっているだけ。
心が伴っていない。
これが、うつ病の日常だ。
心がついてこない。
やりたいこともない。
興味もわかない。
ただ、生きていることそのものが負担に感じる。
そんな状態が続いている。
周りの人たちは、きっと普通に生活しているのだろう。
彼らは、朝起きて仕事に行き、友達と笑い合い、夜にはぐっすり眠る。
そんな普通の生活が、今の私にはものすごく遠い。
羨ましく感じる一方で、彼らのようになれる気がしない。
彼らが当たり前にできることが、私にはあまりにも難しいのだ。
夕方、外を見ると日が沈んでいく。
今日も一日が終わろうとしている。
振り返ってみても、何も成し遂げた感覚はない。
やるべきこともできなかったし、自分の時間を無駄に過ごしてしまった。
それなのに、疲れている。
体力的に何もしていないのに、心だけが重く疲れている。
この虚無感が、どこまで続くのだろうと考えると、未来に希望が持てなくなる。
夜になると、少し心が落ち着くことがある。
無理やり動かさなくてもいいという安心感かもしれない。
夜の静けさの中で、自分と向き合う時間が生まれる。
ただ、それが必ずしもポジティブな時間ではない。
むしろ、反省と自己批判の時間だ。
今日も何もできなかった、どうして私はこうなのだろう、こんな自分が嫌いだといった思考が渦巻く。
明日こそは何かしようと、ベッドに入る前に思う。
しかし、その「明日」はいつも先延ばしされることが多い。
結局、次の日も今日と同じように過ぎていくのではないかという恐怖と不安が常につきまとう。
希望を持つことができない。
結局、今の私は、何もやる気が起きないという事実に抗うことができない。
それでも、生きている。
もしかしたら、ただ生きているだけで十分なのかもしれない。
そんなふうに自分を慰めようとするけれど、その慰めもどこか空虚に感じる。
今日という日は、私にとって意味のある一日だったのだろうか。
それすらも分からない。
明日は、もう少しだけでも前に進める日であることを願っているが、
今はただ、今日を終えることで精一杯だ。
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#️⃣生きた記録病気怪獣と戦うウルトラマンになった3歳児
小児がん末期の記録公開
良かったら読んでいただけたらと思います
少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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水をもっと飲みなさいとのことなので、いつも手元に置いて飲めるように
これを使おうと思う。ストローでもどちらでも飲めるのがいいな。