朝、目が覚めると、心に重たい雲がかぶさっているような感覚だった。
朝は、体が動かない。
「やり直せるかもしれない」「新しい日だ」という言葉がかすかに浮かんでいるのに、その言葉にはどうしても力がない。
布団の中でしばらくじっとしている。
窓の外から少し光が差し込んでいるのを感じながら、その光がまるで別の世界のもののように見える。
なんとか布団を抜け出し、顔を洗って洗面台へ向かう。
冷たい水が肌に触れた瞬間、少しだけ現実に戻った気がするが、心の中は暗闇。
鏡を見つめてると、疲れた目がこちらを見返してくる。
いつからこんなにも疲れた顔をしているんだろう?
朝食を摂る台所に立つもの、何を食べればいいのかわからない。
冷蔵庫を開けて、食材を見ても、それをどう調理するかなんて頭に浮かばない。
テーブルに座り、温かい飲み物を飲んでいると、少しだけ心和らぐような気もするが、それはほんの一瞬のことだ
今日もまた、恐怖の一日が始まってしまった。
何をしようか、何をするべきか。
考えると、すべてがどう思われるか。
仕事も、趣味も、人間関係も、すべてが遠く、「やり直せるなら」と考える。
過去に戻って、あの時こうしてみたら、今は違っていたかもしれない、と。
だけど、そんなことを考えたところで現実は変わらない、
やり直すことなんてできないのはわかっている。
昔の自分に対する後悔や怒りが、今の自分をさらに追いつめていく。
自分を責めることで、でも「今」を正当化しようとしているのかもしれない
昼過ぎ、外に出てみようかと考えたが、すぐにやめた。
外に出ても、何も変わらないし、怖い。
外の世界がただ通り過ぎていくのを感じるだけで、自分はそこに存在している人々が忙しくしそうに動き回る中で、自分だけが静止しているような、取り残された感覚。
午後は、ただ時間が過ぎていくのを待つだけだった。
何かをする気力もなく、テレビを見ても何も頭に入ってこない。
スマホを見ても、同じページを何度もスクロール自分が今どこにいて、何をしているのかすら、よくわからない。
このまま、何も変わらないまま一日が終わる。
明日もまた同じ一日がやってくる。
そう思うと、ますます息苦しくなり、心の中で夕方が明ける誰かと話したいが、誰に連絡していいのかわからない。
電話をかけても、結局は自分が負担になるだけだろうという考えが浮かぶ。
夜が来て、眠くなるが、頭の中で色々なことが巡ってしまう。
過去の失敗、未来の不安、今の無力感。
それらが錯覚して、なかなか寝付けない。
ずっと心がざわついている。
この「やり直したい」という気持ちは、無意識の願望ではなく、自分の中に根深く存在している思考の一部だ。
現実を変えられない無力感、過去の後悔、未来の不安が絡み合って、今のを押しつぶしている。
今日もまた、何も変わらない不安な一日だった。
明日がどうなるのかはわからないが、このまま同じ日々が続くのだろう。
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#️⃣生きた記録病気怪獣と戦うウルトラマンになった3歳児
小児がん末期の記録公開
良かったら読んでいただけたらと思います
少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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水をもっと飲みなさいとのことなので、いつも手元に置いて飲めるように
これを使ってる。ストローでもどちらでも飲めるのがいいな。
めっちゃ勉強になって感動した。