うつ病が辛い時、心の中で何が起こっているか、どんな感情や思考が頭を支配しているかを整理するのは大変なことです。
うつ病の日々のつらさは人それぞれですが、共通するのは、なかなか出口が見えない暗闇の中にいるような感覚かもしれません。
今日はそのつらさにどう向き合い、どのようにして一日を過ごしているかを、うつ病の日記として書いてみます。
2024年10月17日
今日も目が覚めた瞬間から、頭の中に重い霧がかかっているような感覚が続いている。
起き上がるのに、すごく力が必要だった。
ベッドの中にいると、体が鉛のように重くて、全身が疲れ切っている。
それでも、なんとか起きなければいけないと思って、ゆっくりと布団から体を引き離した。
けれども、すぐに椅子に座り込んでしまう。
この無気力感は、毎日のことだけれど、今日は特にひどい気がする。
心の中で「何をしても意味がない」という声が、いつもより強く響いている。
朝食を食べる気力も湧かず、結局コーヒーだけを飲んだ。
それすらも味を感じない。
ただ、少しでも何かを体に入れないと動けないと思って無理やり飲んだ。
窓の外を見ると、秋の青空が広がっているけれど、その美しさを感じる余裕は全くない。
頭の中では、「今日は何もしないで一日を過ごしてしまうんだろう」と、もう一つの自分が冷たくささやいている。
何かしなければならないという焦りがあるけれど、何もできない自分に対する自己嫌悪がどんどん強くなっていく。
こうしていると、過去の失敗や後悔が次々に思い浮かんできて、さらに気分が沈んでいく。
人と話す気力もない。
友達や家族と連絡を取ることもできず、ただ孤独感に包まれている。
誰も自分を理解してくれない、誰かに迷惑をかけるだけだという思いが、心を押しつぶす。
少し外に出てみようと思い、近所の公園まで歩いてみたけれど、足は重く、何度も途中で引き返そうと思った。
それでも何とかベンチに座ってみたけれど、周りの人たちが楽しそうにしているのを見ると、自分がどれほど取り残されているかを感じて、さらに胸が苦しくなった。
気づけば涙が溢れてきて、泣きたいわけじゃないのに涙が止まらない。
誰かにこの気持ちを分かってもらいたいけれど、言葉にするのも難しい。
家に戻ると、またベッドに横になってしまう。
やるべきことがあるのはわかっているけれど、体が動かない。
何をしても報われない、何を頑張っても自分には価値がないという考えが、頭から離れない。未来のことを考えると、不安で胸が締め付けられる。
でも、考えたくない。
だから、何も考えないようにしようとしても、心は勝手に暗い方向へ向かってしまう。
全てが灰色に見えて、希望なんて感じられない。
午後、少しだけ本を読もうとしてみたけれど、文字が頭に入らない。
ページをめくるたびに、自分の集中力のなさを感じてしまい、また無力感が襲ってくる。
結局、読書も諦めて、ただ時間が過ぎていくのを待つだけ。
今日はもうこれ以上何もできない。
そう思うと、また自己嫌悪が沸き上がる。
夜になると、体はさらに重くなり、心も限界に近づいている。
何かを食べようと思っても、食欲がわかない。
とりあえず何か軽いものを口にするけれど、味を感じることはほとんどない。
テレビをつけても、どの番組も楽しめない。
SNSを覗いてみても、他人の楽しそうな生活が逆に胸を刺すような感覚になるので、すぐに閉じてしまった。
今日はもう、早く眠ってしまいたい。明日が少しでも楽になることを願って。
でも、ベッドに入ってもすぐには眠れない。
頭の中では、今日何もできなかった自分への責める声が鳴り止まない。
明日はどうなるんだろうという不安が、眠りを妨げている。
こうしてまた一日が終わっていく。自分を守るために何ができるのか、どうしたらこの辛さから抜け出せるのか、答えは見つからない。
それでも、ただ生きていること自体が一つの勝利なんだと、そう自分に言い聞かせている。
今日も本当に辛かった。
でも、この日記を書いたことで少しだけ気持ちが整理されたように感じる。
文章にすることで、言葉にできなかった思いが少しだけ軽くなった気がする。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
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小児がん末期の記録公開
良かったら読んでいただけたらと思います
少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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水をもっと飲みなさいとのことなので、いつも手元に置いて飲めるように
これを使ってる。ストローでもどちらでも飲めるのがいいな。
めっちゃ勉強になって感動した。