最近、特に感じるのが「思考力が戻らない」ということ。
この感覚に苛まれるたびに、自分の中で何か大事な部分が失われてしまったように感じる。
以前なら、頭の中で何かを整理することや、計画を立てることが自然にできていた。
でも、今はその「当たり前」がすっかり変わってしまった。
言葉や考えがぼやけて、まるで霧の中を歩いているような感覚。
何かを決めるのにも、以前の倍以上のエネルギーを使う気がして、ただでさえ少ない力をどんどん奪われていくようだ。
この思考力の喪失によって生じる辛さは、単に「頭が回らない」というレベルに留まらない。何かを考えたいのに、それができないもどかしさが日に日に募り、自己嫌悪に陥ることが多い。
「これぐらいのこと、以前なら簡単にできたのに」「どうして今の自分はこんなに無力なんだろう」と、過去の自分と現在の自分を比べてしまう。
もちろん、そうした比較は良くないことだとわかっているつもりだけれど、どうしても思考がそちらへ向かってしまう。
そうなるとさらに自己嫌悪が深まってしまい、悪循環に陥っているように感じる。
仕事や日常生活にも影響が出ている。
考えること自体が辛くなり、他の人に頼ることが増えている。
周りの人に申し訳ないという気持ちが湧いてきて、そのことでさらに心が重くなる。
頼られる側だって負担を感じているかもしれないし、そうでなくても自分ができないことが増えているという現実が、とても心に響く。
自分の中で、ただでさえ傷つきやすい部分が、さらに脆くなっていくのがわかる。
特に辛いのは、「うつ病が少しずつ回復している」という手応えを感じられないこと。
休むべきだとわかっているし、無理をしてはいけないのも理解している。
けれど、思考力が戻らないということは、私にとって「まだ回復の道のりは遠い」と突きつけられるようで、希望を見失いそうになる。
努力しても無駄に思えてしまうことが、どれほど心に重くのしかかるか、健康なころの自分には想像もできなかった。
思考力の低下がもたらす影響は、外からは見えないが、内面では静かに、しかし確実に響いてくる。
だからこそ、自分を励ます言葉を見つけるのも難しいし、無理に「ポジティブに考えよう」とするのも、どこか虚しく感じる。
時には「これも仕方のないことだ」と受け入れようとするけれど、心の中ではまだ抵抗がある。
昔のように明確な思考ができていた頃の自分が懐かしく、その記憶がさらに今の状態を重くしている。
そんな日々の中でも、自分なりに小さなステップを踏み出そうと考えている。
例えば、短い時間でできることに集中することや、できないことはできないと認めることを少しずつ練習している。
それでも挫折することが多く、思考力が回復する兆しが見えないと、諦めたくなることもある。
でも、思考力が今は落ちているだけで、完全に失われたわけではない、と自分に言い聞かせる。
以前できていたことも、今は一時的に難しいだけで、いつか少しでも戻ってくれることを信じてみようと思う。
思考力を取り戻すには、時間が必要なのかもしれない。
それでも、こうして自分の気持ちを言葉にすること自体が、少しずつ進んでいる証なのかもしれない。
焦らずに自分のペースで歩むことが、今の私にとっては大切だと思えるように、少しずつ自分に優しくなれる日が来るように。
今日もまた、こうして言葉にしたことで、自分の心を少しだけ軽くできた気がする。
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うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
#️⃣生きた記録病気怪獣と戦うウルトラマンになった3歳児
小児がん末期の記録公開
良かったら読んでいただけたらと思います
少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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水をもっと飲みなさいとのことなので、いつも手元に置いて飲めるように
これを使ってる。ストローでもどちらでも飲めるのがいいな。
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うつで疲れやすくて読んでみました。
すごくいい本に出会えた。