うつ病の人に対して、支援したい気持ちはあっても、無意識にプレッシャーを与えたり、相手を追い詰める言葉をかけたりしたりすることがあります。
私自身、辛いと思ったことを適切な対処について詳しく説明します。
1.無理に前向きな考えを考えない
うつ病の人に「元気を出して」「前向きに考えればうまくいくよ」と言うことが多いですが、この言葉は逆効果になることが多いです。
一応相手を励ましたという善意からくるものですが、うつ病の人にはプレッシャーとなり、「自分は元気が続くダメな人間だ」という思いが強くなってしまうこともあります。
気持ちを理解しようとすることが大切で、無理にポジティブな方向へ引っ張るのではなく、相手の気持ちをそのまま受け止める姿勢が重要です。
2. 目立つために「自分も同じような経験をした」とは言わない
うつ病の人に寄り添うために「私も同じような気持ちを思い出したことがある」言ったことがあるかも知れませんが、この言葉はうつ病の人にとって不快に感じられることがあります。
うつ病はその人自身の経験や感情の集まりであり、他人の経験と直接比較できるものではありません。
相手の気持ちや孤独感を軽視しているように感じさせてしまう可能性があります。
相手の気持ちをそのまま尊重し、無理に理解したふりをせず、ただそばにいるということが大切です。
3.解決策を無理に提案しない
うつ病の人に対して「外に出て気分転換したら?」「趣味を持ったら良いよ」といった解決策を提案されたことがあります。
が、実行不可能である場合が多く、無理に提案をされると、「自分にはそれ解決策を提供するよりも、相手の相談や悩みをただ聞き、「大変だったね」「頑張ってるんだね」といった共感の姿勢を持つ方が、相手にとっては安心感や受け入れられている感覚を得やすいです。
4. 症状を軽く見たり「気の持ちよう」と言わない
うつ病を経験したことがない人にとっては、「気の持ちようでなんとかなる」「ちょっと頑張れば元に戻るよ」と思ってしまう事がありますが、うつ病は心の風邪や一時的な気分のうつ状態と違い、脳の機能やホルモンバランスにも影響を与える、医学的な病気です。
「気の持ちよう」や「頑張れば治る」というような言葉は、相手の辛さを軽視しているように受け取られ、自分の気持ちを理解してあげないと感じさせてしまいます。
うつ病に関して言えば、症状の重さや本人がどれだけ努力しているかを尊重する姿勢が必要です。
5.早く治ることを期待しない
うつ病の回復には、長い時間がかかることが多く、良くなかったり悩んだりを繰り返しながら少しずつ前に進んでいきます。
期待することばをかけてしまうと、相手は焦りや不安を感じてしまうんです。
うつ病の回復にかかる時間は個人差が大きく、それなりの結果を求めることは避け、ゆっくりと回復を見守る姿勢が大切です。
6. 相手のペースを尊重する
うつ病の人は、普段の生活リズムや行動が遅くなることがあります。
起きる事や外出する事も難しい場合が多く、日常的な活動にも時間がかかります。
そのような状況で「 「もっと早くして」と急かしてしまうと、相手にとってプレッシャーや自己嫌悪を感じる原因になりません。
焦らず、相手のペースを尊重し、少しずつ前進していることを理解してあげることが大切です。
7. 関わりすぎず、そっと見守る
うつ病の人に対して、常に気を使ってあげたいという気持ちは大切ですが、ストレスに干渉しすぎると相手は負担を感じることがあります。
少し距離を置きたいと思っている場合もありますが、無理に関わらず、近距離を遠ざけながらそっと見守ることが重要です。安心感につながります。
結論
うつ病の人にとって周囲の人からの支援は非常に重要ですが、その支援が無意識にプレッシャーや不安を早めさせてしまうこともあります。
また、適度な距離を守り、相手のペースを尊重することで、うつ病の人が少しでも安心して回復に向かえられるサポートができると思います。
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うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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これを使ってる。ストローでもどちらでも飲めるのがいいな。
めっちゃ勉強になって感動した。
うつで疲れやすくて読んでみました。
すごくいい本に出会えた。