朝、目覚めた瞬間、深い霧の中にいるような感覚に襲われた。
この重たい感覚、身体が鉛のように重く、心も遠くにあったような気分だ。
「また今日も始まってしまう」と思うだけで、もう一度目を閉じたくなった。
でも、目を閉じてもその霧は晴れることはない。
言い聞かせながら布団からゆっくりと抜け出した。
朝のルーティンを達成するのは本当に苦労する。
洗顔や歯磨きが「当たり前」ではなく、ひとつの「挑戦」に感じられる日が多い。
今日も例外ではなかった。
薬を飲んでもう数年になるけど、完全に気持ちが晴れるわけではない。
今日は通院の日だった。
病院までの道のりは少し長かった。
「私は何をしているんだろう」「こんな自分に価値なんてあるのかな」と頭の中で同じような考えがぐるぐると回る。
窓からぼんやり外を見ながら、「今の自分の治療が一番大事なんだ」と何度も自分に言い聞かせた。
病院に到着して、診察室に入った。
主治医の先生はいつも落ち着いた声で話してくれます。
その声を聞くだけで、少し緊張が解ける気がする。
何を話しても恐る恐る迷いながらも、少しずつ口を開く。
辛さ、孤独感、でも時々感じる小さな安心感について。
先生は私の言葉を遮らず、じっくり聞いてくれる。
少し救われた気がする。
自分にかけたプレッシャーが少しだけ緩い
展望が終わった後、帰り道でふと公園に寄ってみた。
紅葉が綺麗に色づいていて、風に揺れている。
その景色を見ていると、一瞬だけ心の霧が徐々に少しだけ晴れた感じたこの「一瞬」を見つけることが今の自分には大事なことかもしれない。
何も考えず、ただその風景に身を任せる時間は、今の私にとって貴重なひとときだ。
家に帰ると、少し疲れたので横になった。
布団の中で考えることは多いけど、「今日は病院に行った」「紅葉を見て少し安心できた」と自分を褒めてあげられるようにしているそのうち小さな成功を見つけていくことが、きっと先に進むための助けになると信じたい。
夜になると、孤独感がまた押し寄せてきた。
誰とも話していない静かな時間は、時に辛く加速させている。
そんなときは、自分の心を否定しないようにしている。
「体調不良は当然」「今の自分にとってこれが自然なこと」と受け入れるのは簡単ではない。
一日の終わりに、今日の日記を書いている。
自分にとっては大きな一歩だ。
今日も無事に一日を考えることができました。
とりあえずで、今の私には十分だと思います。
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うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
#️⃣生きた記録病気怪獣と戦うウルトラマンになった3歳児
小児がん末期の記録公開
良かったら読んでいただけたらと思います
少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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水をもっと飲みなさいとのことなので、いつも手元に置いて飲めるように
これを使ってる。ストローでもどちらでも飲めるのがいいな。
めっちゃ勉強になって感動した。
うつで疲れやすくて読んでみました。
すごくいい本に出会えた。