今日は朝から気分がどんよりとしていて、身体の重さも感じた。
目覚ましが鳴っても起き上がる気力がなく、布団の中で時間が過ぎるのをただ眺めていた。
最近、このような日が増えてきている。
以前は「今日は頑張らなきゃ」と思って無理にでも行動しようとしたけれど、今はその「頑張る」こと自体が怖いと感じることもある。
布団の中で考えていると、不安や後悔の波が押し寄せてきた。
「あの時、こうしていれば」「もっと他の選択肢があったのでは」といった考えが頭の中をぐるぐると回る。
この思考のループから抜け出せないまま、1時間以上が経ってしまった。
少しでも気分を変えようと、スマホで音楽を流してみた。
普段は好きなアーティストの曲を聴くと少し元気が出るけれど、今日はそれも効果が薄い。
それでも、「何もしないよりはマシ」と自分に言い聞かせた。
そんな中で、ふとベッドの横に置いてあったノートが目に入った。
これは、最近始めた「感情を書き出すノート」だ。
ノートに向かいながら、自分の感情をそのまま書き留めてみた。
「不安」「無力感」「疲労感」。言葉にすることで少しだけ心が軽くなる瞬間があることを知ったのは、ここ数週間のことだ。
ノートには、他にも「今日は起きられただけで偉い」「自分のペースでいい」といった励ましの言葉を、自分に向けて書いてみた。
昼過ぎになって、何とかリビングに移動してお茶を飲むことができた。
小さなことかもしれないけれど、こうした「動けた」瞬間を積み重ねていくことが、今の自分には大切だと感じている。
お茶を飲みながら、窓の外を眺めた。
寒そうな冬空だけど、空気が澄んでいるように見える。
たったこれだけのことで、少し心が落ち着く気がした。
午後には、短い散歩に出ることを決めた。
外に出るのは正直億劫だったけれど、「5分だけでも」と自分に約束して、玄関を出た。
外の冷たい空気に触れると、思ったよりも心地よかった。
歩いていると、街路樹の葉が散り始めているのに気がついた。
季節が変わるように、私の気持ちもいつか変わるのだろうか、とふと思った。
家に戻った後は少し疲れてしまい、再びソファで休むことにした。
身体を横にしながら、自分を責めないことを意識する。
「何もできなかった日」が続くと、自分が価値のない存在のように思えることもあるけれど、今日はその思いを少しだけ手放してみたいと思った。
夕方には、好きなアニメを1話だけ見ることにした。
これも最近取り入れた「小さな楽しみを見つける」工夫のひとつだ。
集中するのは難しかったけれど、画面の中のキャラクターたちの明るさに少し救われた気がする。
夜、日記を書きながら今日一日を振り返ると、「何もできなかった」と思っていたけれど、小さな前進もあったことに気づく。
布団から出たこと、お茶を飲んだこと、外の空気に触れたこと。
それらは小さなことかもしれないけれど、私にとっては十分に意味がある。
うつ病や不安は、時に私を押しつぶしそうになるけれど、今日のようにほんの少しでも「できたこと」を見つけられると、次の日に繋がる希望が生まれる気がする。
明日はどんな一日になるだろうか。
何ができるかは分からないけれど、自分のペースで進んでいこうと思う。
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うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
#️⃣生きた記録病気怪獣と戦うウルトラマンになった3歳児
小児がん末期の記録公開
良かったら読んでいただけたらと思います
少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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水をもっと飲みなさいとのことなので、いつも手元に置いて飲めるように
これを使ってる。ストローでもどちらでも飲めるのがいいな。
めっちゃ勉強になって感動した。
うつで疲れやすくて読んでみました。
すごくいい本に出会えた。