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KIZUNA  もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

 うつ状態の時の過ごし方 502

朝目が覚めると、まずいつもの重さが心にのしかかっているのを感じた。

昨日より少しマシかな、とか、いや、今日はもっとひどいかもしれない、なんて考えながら、布団の中でじっとしていた。

 

頭の中では「起きなきゃ」「何かしなきゃ」と思うけれど、身体がまるで鉛のように重く、全く動こうとしない。

 

このまま一日中眠ってしまえたら楽なのに、という思いと、それでも何かをするべきだという自分へのプレッシャーがせめぎ合っていた。

 

結局、30分以上そうして布団の中でうだうだしていたけれど、ようやく少しだけ気力を振り絞って、リビングへ移動。

 

温かい飲み物を手にすると、少しだけ安心感が得られた。

今日は特に、何か目標を決める余裕もなかったので、「とりあえず無理をしない」がテーマになった。

 

午前中は、スマホでお気に入りの音楽を流しながら、ぼんやりと窓の外を眺めた。

雨が降っていたけれど、雨音が意外と心を落ち着けてくれることに気づいた。

 

外に出られない日でも、こうやって自然の音を聞くことで少しだけ癒される瞬間があるのかもしれない。

 

ただ、何もしていない自分に対して「これでいいのか」という不安も時折顔を出した。

 

誰かに「怠けている」と思われるんじゃないかとか、もっと頑張らないと未来が変わらないんじゃないかという考えが浮かんでは消える。

 

そのたびに、自分に「今は休むことが仕事だ」と言い聞かせた。

そうすることで、少しだけ罪悪感を和らげることができたような気がする。

 

昼食を取る頃には、少しだけ体が動くようになった気がしたので、簡単なスープを作った。

手間をかけた料理ではないけれど、温かいものを食べることで身体が少しだけ軽くなる感じがするのがありがたかった。

 

午後は、何か生産的なことをしようという気持ちになれず、その代わりに本棚から昔好きだった本を引っ張り出してみた。

 

途中で集中力が切れて、結局最後まで読み進めることはできなかったけれど、少しだけその世界観に触れることで現実の重さから逃れられたような気がする。

 

夕方になると、いつも感じる焦燥感が少しずつ大きくなってきた。

何も成し遂げていない一日を振り返ると、胸の中に重苦しい感覚が押し寄せてくる。

 

でも、今日はそれを否定せずに「そんな日もある」と自分に言い聞かせてみた。

完璧じゃなくてもいい、一日を生き延びることだけでも十分だと、繰り返し自分に語りかけた。

 

夜、温かいお風呂に入ると、身体だけでなく心も少しだけほぐれる感じがした。

湯船の中で、「今日もよく頑張った」と自分を褒めることにした。

 

たとえそれが誰かから見れば何もしていないように思える一日だったとしても、自分の中では、重い心を抱えながらもなんとか過ごしたということが、小さな勝利だった。

 

布団に戻ると、また朝のような感覚が襲ってきたけれど、少しだけ気持ちが穏やかだった気がする。

 

うつ病の闘いは、一歩進んで二歩下がるようなものだけど、それでも一日一日をやり過ごすことで、少しずつ出口に近づけるのだと信じたい。

 

今日はそれで十分だと思うことにした。

 

 

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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。

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