朝、目を覚ました瞬間から、今日もまたこの苦しみが始まるのかと思うと、心がずしりと重くなる。
布団の中は唯一の安全地帯のような気がして、外に出る勇気が湧かない。
けれど、布団の中にいても、心の中の暗闇が私を追い詰めてくる。
息をすることすら重労働に思えるほど、体も心も消耗している。
時計を見るともう昼近くだった。
昨日は早く寝たのに、どうしてこんなに疲れているのだろう。
いや、もう理由なんてどうでもいい。
疲れている自分を責めることしかできないのだ。
何かしなければならない気がするが、何もする気が起きない。
やりたいことなんて、そもそもないのかもしれない。
ふと、昔の自分を思い出す。
元気だったころは、朝起きて身支度を整え、仕事や趣味に没頭していた。
友達とも楽しい時間を過ごし、将来に希望を抱いていた。
そんな自分が、今では「生きること」そのものが苦痛でしかない状態になっている。
これが現実なのだと、受け入れようとするたびに、心が壊れそうになる。
今日も何か食べなければと思い、冷蔵庫を開けた。
しかし、何を見ても食欲がわかない。
何を口にしても味がしないような気がして、結局、栄養補助食品を一口飲み込むだけで済ませた。
食べることすら、こんなにも難しく感じるなんて、昔の自分には想像もできなかっただろう。
午後は少し散歩をしようと試みた。
しかし、外に出た瞬間、目に入る全てのものが自分には関係のないもののように思えて、ただただ孤独を感じた。
人々が楽しそうに笑いながら話しているのを見ると、自分が完全にこの世界から切り離されているように感じて、胸が締め付けられる。
「どうして私はこんな風になってしまったのだろう?」と、何度も自問するが答えは出ない。そして、未来の自分がこの状況から抜け出せるのかと考えると、恐怖と絶望が押し寄せてくる。
ただ、時が過ぎていくのを待つだけの日々に、希望を見出すことは難しい。
夕方になり、また布団に戻った。
何も達成できなかった今日一日を振り返ると、自己嫌悪でいっぱいになる。
しかし、そんな自分を責めても何も変わらないことも知っている。
だから、無理やり「それでいい」と自分に言い聞かせるしかない。
夜が深くなり、また眠りにつこうとするが、不安が頭を離れず、眠ることすら難しい。
そんな中でも、こうして日記を書くことで、少しだけ自分の感情を整理できた気がする。
それだけでも、今日という日は完全に無駄ではなかったのかもしれない。
いつか、この生き地獄から抜け出せる日が来ることを信じて、今はただ生きることだけを目標にしよう。
それがどれだけ苦しいことであっても。
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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