うつ病と片付けられない日々
うつ病は、心の中に深い霧が立ち込めているような感覚を伴う病気です。
私もその霧の中で日々を過ごしています。
特に、片付けができないことが私のうつ病の一つの症状として現れています。
それについて少し書いてみようと思います。
片付けられないという現実
部屋を見渡すと、床には服が散らばり、机の上には書類や雑誌が山積みになっています。
いつ片付けると決めても、いざその場になると体が動きません。
頭の中では「このままではいけない」と思っているのに、その「やらなければならない」というプレッシャーがさらに私を追い詰めます。
そして、その結果何も手を付けられないまま、自己嫌悪に陥るのです。
片付けは、普通ならば単なる日常の一部かもしれません。
しかし、私にとってそれは巨大な山のようなもので、どうやって登り始めたらいいのか分からないのです。
「これくらいのこと、普通はできるでしょう」と他人に言われることもありますが、そう言われるたびに自分の無力さが胸に刺さり、さらに動けなくなるのです。
なぜ片付けられないのか
片付けられない理由は、単なる怠けではありません。
うつ病が私のエネルギーを吸い取ってしまうからです。
うつ病では、些細なタスクでも巨大なエネルギーを要します。
「机の上を整理する」という簡単な行動すら、頭の中では「これを片付けるためには何をどこにしまえばいいのか」といった無数のステップに分解され、圧倒的に思えてしまうのです。
また、エネルギーがないだけではなく、決断力も奪われています。
「この物を捨てるべきか取っておくべきか」という小さな判断さえも難しく、迷い続けるうちに手が止まってしまいます。
片付けと自己嫌悪のループ
部屋が散らかっていると、それを見るたびに「片付けられない自分」が目に映ります。
そのたびに、自己嫌悪が募ります。
「どうして私はこんなにダメなんだろう」と自分を責める気持ちが強くなると、ますます動けなくなります。
そして、動けないまま日が過ぎていき、さらに散らかりが増す。
この悪循環は、私の心にさらに重い負担を与えます。
小さな一歩を試みる
それでも、最近は小さな一歩を試みています。
一度に部屋全体を片付けるのではなく、「今日は机の右側だけ」「今日は床にある服を拾うだけ」といった具合に、自分にできる範囲を限定して取り組むようにしています。
それでもうまくいかない日もありますが、「少しでも動けた自分」を認めることを心がけています。
また、サポートを頼ることも試みました。
家族や友人に助けを求めることは恥ずかしい気持ちもありますが、一緒に片付けることで少しずつ前に進むことができるようになりました。
未来への希望
片付けられない自分に対して、完全に受け入れることはまだできていません。
でも、「今日何もできなくても、明日は少しだけ進めるかもしれない」と思える日が少しずつ増えています。
部屋が散らかっていることが、私の価値を決めるものではないと自分に言い聞かせながら、少しずつ歩んでいきたいと思っています。
うつ病の霧の中で迷っている人が他にもいるなら、あなたも一人ではないということを伝えたいです。
一緒に小さな一歩を進めていければ、それが何よりの希望になるのではないでしょうか。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
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少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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