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KIZUNA  もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

鬱もう無理 521

朝、目を覚ました瞬間から、胸の奥に重い鉛のような感覚が押し寄せてきた。

いつもと変わらないベッドの感触、窓から差し込む淡い光、静かな部屋の音。

 

それなのに、なぜか全てが遠く、現実感がない。体が動かないわけではないけれど、起き上がる気力が湧いてこない。

 

ただ、ここに横たわったままでいいんじゃないかと、そんな考えが頭を巡る。

「今日も無理だな」と心のどこかで呟いている自分がいる。

 

やらなきゃいけないこと、連絡を返さなきゃいけない人たち、部屋の片付け、食事の準備。

それらが頭の中に浮かび上がるたび、心がズシリと重たくなる。

 

「できない自分」が情けなくて、無力感が増すばかりだ。

午前中は、ただベッドの中で過ごした。

 

起きなきゃ、動かなきゃ、と思う一方で、体も心もそれを拒絶している。

結局、スマホを何度も手に取り、無意味にSNSをスクロールしたり、何度も同じニュースを読んだりするだけで時間が過ぎていく。

 

何を見ても、何を読んでも、心が動かない。ただ虚無だけがそこにある感じだ。

昼頃になって、ようやく体を起こして簡単に何かを食べた。

 

でも、食事も楽しみではない。

ただ胃を満たさなきゃ、体が壊れるからという義務感だけで口に運んだ。

 

それさえも面倒で、何度も途中でやめたくなった。

午後は少し外に出ようとしたけれど、玄関のドアを開けるのが怖かった。

 

外の世界があまりにも遠く、自分がそこに属していない気がする。

結局、外出するのは諦め、再び部屋に戻った。

 

部屋の中は安全な場所のはずなのに、ここでも心は落ち着かない。

夕方になると、一日の終わりが近づいていることに気づいて焦りを感じた。

 

何もできなかった。今日も何も変わらなかった。

時間だけが無情に流れ、自分だけがその流れから取り残されている気がする。

 

この無力感と自己嫌悪が夜になるとさらに強くなるのが、いつものパターンだ。

でも、こうして日記を書いている間だけは少し心が落ち着く気がする。

 

言葉にすることで、自分の気持ちが少し整理されるような感覚がある。

たとえ誰にも見せないものでも、こうして自分と向き合うことで、ほんの少しだけ自分を受け入れられる気がする。

 

今日はこれ以上何もできないかもしれない。

それでも、こうして一言一言を紡ぐことで、自分がここにいる証を残せた。

 

それが今日の「無理な日」の中で、ほんの少しだけ前に進んだような気がした瞬間だった。

 

 

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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。

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