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KIZUNA  もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

うつ病普通の生活ができない 528

今日もまた、重たい朝が始まった。

目覚まし時計が鳴った瞬間、まるで体中に重りを付けられたかのような感覚に襲われる。

 

布団の中で「起きなければ」と頭では分かっているのに、体が言うことを聞かない。

それどころか、目を閉じて現実から逃げたいという衝動に駆られる。

 

朝食を取る元気もなく、ただベッドの中で時間を浪費していると、罪悪感がじわじわと胸を締め付ける。

 

「普通の人ならとっくに活動を始めている時間なのに、自分は何をやっているんだろう」と思うたび、自己嫌悪に押しつぶされそうになる。

でも、これが病気なんだと自分に言い聞かせる。

 

責めたって何も変わらないと分かっているのに、思考はぐるぐると堂々巡りを続ける。

 

昼頃になってようやく布団から抜け出す。

鏡の中の自分の顔を見て、さらに落ち込む。髪はぼさぼさで、顔色も悪い。

 

「これが自分なんだ」と思うと、悲しみがこみ上げてくる。

食事をしようと思っても、食欲はなく、無理やりパンと味噌スープを一口食べるだけで精一杯だった。

 

午後は少しでも気を紛らわせようと、好きだった本を手に取ってみる。

昔は一気に読み切れるほど夢中になった作品なのに、今はページをめくる気力さえわかない。

 

本の文字が目に入るが、内容が頭に入ってこない。

結局、読書も諦めてソファに座り込み、ただ時間が過ぎていくのを眺めるだけになった。

 

夕方、外の空気を吸いたいと思い散歩に出た。

 

しかし、道行く人々の笑顔や活気にあふれる姿を見るたびに、自分との差を感じてしまう。

 

「自分はあんなふうに笑える日が来るのだろうか」と思うと、涙が止まらなくなり、早々に家に戻るしかなかった。

 

夜になると孤独感が一層深まる。

家族や友人のことを考えるが、連絡を取る気力がない。

 

もし話したとしても、「元気になった?」とか「頑張ってる?」と言われるのが怖い。

それに対してどう答えればいいのか分からない。

 

だから、結局一人で静かに夜を過ごすことになる。

今日一日を振り返ると、ほとんど何も成し遂げられなかった自分にまた失望してしまう。

 

でも、これも病気の一部だと少しだけ自分を許してみる。

明日も同じような一日になるかもしれない。

 

それでも、生きていることだけで精一杯なのだと、自分に言い聞かせて眠りにつく。

 

 

 

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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。

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