今日は、朝目が覚めた瞬間から、胸の中に重たい石が沈んでいるような感覚があった。
苦しい、苦しいよ。
いつも通りの朝、いつも通りの布団、いつも通りの風景なのに、何もかもが違って見える。
ただそこにいるだけで苦しくて、息をするのも億劫に感じる。
「起きなきゃ」と思う。
けれど、その「起きる」という行動がまるで険しい山を登るように感じられる。
ただ布団の中で丸まって、現実から逃げ出したい。
でも、そんな自分を許せない気持ちがどこかにあって、ますます辛くなる。
このループから抜け出したいけれど、出口が見えない。
時計を見る。針は容赦なく進んでいる。
分かっているのに、体は動かない。
「何をやっているんだろう」という思いと、「動けない」という現実の狭間で苦しむ。
無力感、自分への失望、そして自己嫌悪。それらが混ざり合って、自分をさらに追い詰めている気がする。
世間は平日だ。
みんなは仕事や学校、家事や育児など、それぞれの役割を果たしているのだろうと思う。
そう考えると、自分の存在がますます小さく感じられる。
こんな風に何もできない自分が、何のためにここにいるのか分からなくなる。
部屋の中は散らかっている。
本当なら片付けるべきなのだろうな。
でも、今はその一歩を踏み出す気力が湧かない。
「片付けなきゃ」と思えば思うほど、心が重くなる。
結局何もせず、時間だけが過ぎていく。
スマートフォンを手に取る。
SNSを開いて、流れてくる投稿を見る。
みんな楽しそうに見える。
明るい写真、ポジティブな言葉、充実した日常。
それを見るたびに、自分の心がさらに暗く沈む。
自分にはこんな風に生きる力がないのだと思うと、言葉にできないほどの孤独感が押し寄せてくる。
「誰かに話してみよう」と頭の片隅で思う。
でも、実際にその一歩を踏み出すのが怖い。
迷惑をかけるんじゃないか、理解してもらえないんじゃないかという不安が湧き上がる。
そして、結局何も言えず、ただ一人で抱え込むことになる。
昼になっても、何も食べる気にならない。
空腹感はあるのに、何を食べても味がしないような気がする。
キッチンに行くのさえ億劫で、そのまま布団の中でじっとしている。
体が動かないというよりも、心が動かない。
夕方になると、窓から見える景色が少しずつ暗くなっていく。
時間の流れを感じるたびに、今日もまた何もできなかったという現実が突きつけられる。
何も成し遂げられなかった自分が、ただここに存在しているだけ。
その事実が辛い。
夜になり、ベッドに入る。
でも、眠れるわけではない。
頭の中で今日一日のことがぐるぐる回り続ける。
「どうして何もできなかったのか」「こんな自分で良いのか」という考えが止まらない。
自分の無力さが嫌でも浮かび上がる。
それでも、今日こうして日記を書くことができた。
それだけが、わずかな救いかもしれない。
言葉にすることで、自分の感情を少しだけ外に出すことができた気がする。
書いている間も苦しいけれど、それでも何もしないよりは良いのかもしれないと信じたい。
明日はどうなるのだろう。
このまま同じ日々が続くのかもしれないし、少しだけ気分が楽になる瞬間が訪れるのかもしれない。
それは分からない。
でも、今はせめてこの一日を乗り越えられたことに目を向けたい。
「生きているだけで十分」。
そう自分に言い聞かせることができたら良いのに、なかなかその言葉を信じることができない。
それでも、今はこうして生きている。
それだけが、私の現実なんだ。
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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