もう無理だと思う日
朝、目が覚めた瞬間から、全身が鉛のように重かった。
まぶたが開かない。意識がはっきりしない。
体が動かない。
まるで布団の中に沈んでいくような感覚。
このまま二度と目覚めなければいいのに、と思う。
時計を見ると、すでに昼近くだった。
普通の人はとっくに仕事に行ったり、学校に行ったり、何かしらの「役割」を果たしている時間だ。
でも、私は何もできない。
布団の中で、ただ時間が過ぎるのを待っているだけ。
何かしなきゃいけないと思っても、体が言うことを聞かない。
頭の中では、「また今日も何もできない」「自分はダメな人間だ」という言葉がぐるぐる回る。
起きる気力がない。
昨日も、何もできなかった。
お風呂にも入れていないし、ご飯もろくに食べていない。
水を飲むのも億劫だ。生きている意味がわからない。
ただ息をして、時間が過ぎるのを耐えているだけ。
スマホを開いてみるけど、SNSのキラキラした投稿が目に入ると、心がざわつく。
「みんな頑張っているのに、私は何をしているんだろう」そんな考えが頭をよぎる。
でも、すぐにスマホを閉じる。
何を見ても、何を読んでも、心がえぐられるだけだから。
何をしても無駄だと思う
何かをしようとしても、何もできない。
例えば、ご飯を食べようと思っても、キッチンまで行く気力がない。
冷蔵庫を開けるのさえ億劫。
食べることすら面倒くさい。
食べなくても、どうせ生きている意味なんてないんだから、もうどうでもいい。
部屋も散らかっている。
掃除しなきゃと思っても、手が動かない。
ゴミが溜まっていくけど、片付ける気力がない。
どんどん荒れていく部屋を見ながら、「私の心の中もこんな感じなんだろうな」と思う。
何もかもが無意味に思える。
努力しても、頑張っても、結局は無駄になるんじゃないか。
未来に希望が持てない。
そもそも未来なんて、私には必要ないのかもしれない。
もう限界だと思う瞬間
今日も何もできなかった。
誰とも話さなかったし、何の生産的なこともできなかった。
ただ、布団の中で時間が過ぎるのを待っていただけ。
夜になると、もっとつらくなる。
昼間はまだ「動かなきゃ」という焦りがあるけど、夜になるとその焦りさえ消える。
ただ、漠然とした孤独と虚無感だけが残る。
「もう無理かもしれない」と思う。
何度目だろう、この気持ちになるのは。
でも、どうしたらいいのかわからない。
誰かに助けを求めたくても、誰に頼ればいいのかもわからない。
迷惑をかけるのも怖いし、そもそも「助けて」と言えるほどの気力もない。
それでも、生きている
何もかもが嫌になって、すべてを終わらせたい気持ちになる。
でも、まだここにいる。
もしかしたら、「今日は何もできなかった」けど、「今日もなんとか生き延びた」のかもしれない。
自分では気づけないくらい小さな努力かもしれないけど、それでも、今日も生きている。
明日は少しでもマシな日になるだろうか。
それはわからない。
でも、とりあえず、今は少しだけでも呼吸を整えて、もう少しだけ、この世界に留まってみようと思う。
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良かったら読んでいただけたらと思います
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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