私は毎日、生き地獄の中にいる。
うつ病を患ってからというもの、世界は色を失い、何をしても楽しいと感じることができなくなった。
朝、目が覚めるとまず最初に襲ってくるのは、「また一日が始まってしまった」という絶望感だ。
身体は鉛のように重く、ベッドから起き上がるだけでも精一杯。
どんなに寝ても疲れが取れない。
むしろ、眠ることすら苦痛になることもある。
何もしたくないのに、何もしないことも許されない。
社会は、家族は、私に「ちゃんと生きること」を求める。
しかし、うつ病の私にとって「ちゃんと生きる」ということは、まるで氷の海を泳ぐようなものだ。
周囲の人たちが「気分転換に外に出てみたら?」「運動したら元気になるよ」と言うたびに、心の中で叫びたくなる。
「そんなことで治るなら、とっくに治ってる!」と。
食事の味がしない。
好きだった音楽も、何も感じない。
昔は楽しかったことが、今はただの作業になった。
何もかもが無意味に思え、ただ時間だけが過ぎていく。
仕事も手につかず、何かを始めてもすぐに集中が切れる。
そして、できなかった自分を責める。自己嫌悪のループに陥り、ますます何もできなくなる。
人と関わるのも苦しい。
友人と会っても、うまく笑えない。
心から楽しいと思えない。
相手の言葉が頭の中を素通りし、自分が会話に加わることすら難しくなる。
結果的に人を避けるようになり、孤独が深まる。
それなのに、「もっと人と会わなきゃダメだよ」「一人でいるから余計に落ち込むんだよ」と言われると、もう何も言えなくなる。
どれだけ苦しくても、他人には理解されない。
いや、理解を求めること自体が間違いなのかもしれない。
夜になると、自己嫌悪がピークに達する。
「自分は何の役にも立たない」「生きている意味がない」という思いが頭を支配する。
過去の失敗を思い出し、未来に希望が持てず、ただただ「消えてしまいたい」と願う。
涙が止まらない日もある。
布団の中で、声を押し殺して泣く。
誰にも聞かれたくない。
誰にも心配されたくない。
でも、誰かに助けてほしい。
うつ病は、まさに生き地獄だ。
出口のない迷路の中を彷徨い続けるような感覚。
どんなに頑張っても、努力しても、這い上がれないことがある。
だけど、それでも生きている。
死にたくなるほどの苦しみを抱えながらも、今日もなんとか息をしている。
それだけで十分なのかもしれない。
もし、同じように苦しんでいる人がいたら、どうか自分を責めないでほしい。
生きているだけで十分頑張っている。
いつか、この生き地獄にも光が差し込む日が来ると信じたい。
そして、少しでも心が軽くなる瞬間が訪れることを願っている。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
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良かったら読んでいただけたらと思います
少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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