消えたくなるうつ病——その覚悟と向き合う日々
うつ病はただの「気分の落ち込み」ではない。
ただの「怠け」や「やる気の問題」ではない。
目が覚めた瞬間から、すべてが重い。
朝の光が差し込んでも、それを美しいと思うことができない。
以前は楽しかったことが、今では何の喜びも感じられない。
好きだった音楽も、映画も、ゲームも、ただのノイズに考える。
友人と話していても、何を話してもいいのかわからない。
言葉を発することすら疲れる。
笑顔を作ることができない。
だけど、本当は大丈夫じゃない
心の中は、終わりの見えない闇で撃ち尽くされている。
毎日が同じで、どれだけ眠っても疲れが取れない。
何を食べても味がしない。
「頑張ろう」と思う気持ちは、とっくに消えた。
頑張れるなら、とっくに頑張っている。
努力すれば治るのなら、何度でも努力した。
でも、うつ病はそんな単純なものじゃない。
「あのとき、こうしていれば……」
「なんで自分はそんなにダメなんだろう」——そんな考えがぐるぐると回り続ける。
眠くて努力すればするほど、目が冴えてしまう。
そして、気づけば朝になっている。
昼夜逆転してしまった生活を直してしまうが、無理だった。
朝起きられない自分を讃える。
誰もが普通にこなしていることが、自分にはできない。
「消えたい」——この言葉が、心の中で何度も読まれる。
死にたいわけじゃない。
ただ、この知覚から解放されたい。
何も感じたくない。
自分なんて消えたほうがいいのではないか。
誰にも迷惑をかけずに消える方法があればいいのに。
でも、どこかで「本当は生きたい」と思っている自分もいる。
うつ病がなければ、もっと違う人生を歩めたのかもしれない。
うつ病は「心の風邪」と言われることもあるけど、そんな生やすいものではない。
風邪なら、薬を飲めない。数日休めば回復する。
でも、うつ病は違う。
何年も続くこともあるし、突然ぶり返すこともある。
何より、周囲の理解が得られにくい。
「見えない病気」だから、他人には伝わりにくい。
病院に行っても、すぐに良くなるわけではない。
薬が飲めない副作用もあるし、自分に合った薬を見つけるまで時間がかかる。
カウンセリングを受けても、すぐに気が軽くなるわけじゃない。
「もうダメだ」と思うことは何度もある。
でも、今日を生き延びた。
今日も、なんとか一日を考えることができた。
同じように「もし消えたい」と思っている人がいるなら、伝えたいことがある。
あなたは一人じゃない。
今はつらくても、いつか少しでも楽になる日がくるかもしれない。
そんな日が本当にくるのか、今の自分にはわからない。
でも、生きていれば、ほんの少しでも希望が見える瞬間
うつ病は、あなたのせいじゃない。
あなたが怠けているわけでも、努力が足りないわけでもない。
ただ、今は心の限界を迎えているだけだ。
消えたくなるほどの悩みを抱えているあなたが、どうか少しでも救われることを願っています。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
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良かったら読んでいただけたらと思います
少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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