私は何年もうつ病と戦っている。
この病気になってから、世界の見え方は一変した。
それまでは平凡だった日常が、もはや地獄のように感じられるようになった。
毎日毎日、自分自身が重い鏡ようなものに押し付けられている感覚。
気力が消え失せ、心のなかにポッカリ空いた活気のない世界が広がっている。
朝目を覚ました瞬間から痛みが漂い、ベッドから出るのにも効きが必要だ。
気力を振り締めても、自分が必要な人間ではないという渾夢に打ちのめされる。
通常の人にとって当たり前の動作である洗濪や食事、それすらものすごく大きな負担となり、絶望感に自己が食い尽くされる。
人と会うことが怖い。
何を話したらいいのかもわからないし、自分の気分を理解してもらえない不安がある。
何をしても極章に負の感情が波のように波紋してくる。
あの時ああ言わなければよかった、なぜああしてしまったのか、そんな後悔だけが頭の中を回り続ける。
何かを変えようとする気力すら消え失せ、今日もまた同じ一日を迷いながら生きている。
他人の幸せを神願うことすらできない自分が恥ずかしい。
生きている価値がどこにあるのかも分からず、ただただ気力が失われていく。
しかし、この世界にはわずかな温もりがあることを心のどこかで信じている自分もいる。
あのお湯の気持ちよさ、風の温かさ、近くの人の温かい言葉。
一瞬一瞬のそのわずかな光を、私は今も掴みとって生きている。
生き地獄の中にいるとしても、どこかに光が存在しているかもしれない。
その光を見つけるために、私は今日もまだ止まらずに生きようとしている。
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#️⃣生きた記録病気怪獣と戦うウルトラマンになった3歳児
小児がん末期の記録公開
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少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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私の時にこれらがあったら、また違った人生だったかもしれない。