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KIZUNA  うつ病だけど もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

うつ闘病日記  622

朝、目が覚めた瞬間から、胸の奥にずしりとした重みがあった。

 

まるで心臓の代わりに石を抱えているような、そんな感覚。布団の中はぬくもりがあって、ほんの少し安心できるけれど、それ以上に外の世界の冷たさや、今日一日に待っている「何か」が怖くて、布団から出るのがとても難しかった。

 

目覚まし時計は何度も鳴ったけれど、止めてはうとうと、また目が覚めては現実に打ちのめされる、ということを繰り返した。

 

最終的に起き上がれたのは昼前。

時計を見て、「またこんな時間か…」と呟いてしまった。

 

毎日のように自己嫌悪のスタートラインに立たされているような気がする。

起き上がったあとも、しばらくはソファに座ってぼーっとしていた。

 

テレビをつける気にもならず、スマホを見るのも億劫で、ただただ沈黙と自分の呼吸だけがそこにあった。

 

外からは車の音や、近所の子どもの声が聞こえてくる。

でも、それらは遠い世界のことのように感じられた。

 

自分だけが時の流れに取り残されている感覚。

焦りと諦めが同居していて、気づけばため息ばかりついていた。

 

昼食は食べる気になれず、結局ヨーグルトをひとつ食べて済ませた。

食欲がないというよりも、作る気力も、食べる意味も見いだせない感じ。

 

こういう日が続くと、体力もどんどん削れていくのがわかる。

でも、わかっていても行動に移すエネルギーが湧いてこない。

 

これが「うつ」なんだと、改めて実感する瞬間だった。

午後になってから、少しだけ日記を書こうと思い立った。

 

こうして自分の感情や状況を言葉にすることで、ほんの少しだけでも整理できるかもしれないと思った。

 

でも、実際に書き始めるまでが長かった。

パソコンを開いて、白い画面と向き合って、しばらくはただそのまま何もできなかった。

 

言葉が浮かばないのではなく、「この言葉に意味はあるのか」「誰が読んでくれるわけでもないのに」と、そんな無力感が邪魔をする。

 

それでも、今こうして少しずつ文字を打てているのは、きっと心のどこかに「助かりたい」という気持ちがあるからなのかもしれない。

 

ほんのわずかでも前に進みたい、今のこの重さから少しでも逃れたい、そんな希望が、指先を動かしてくれているのだろう。

 

外は曇り空。まるで自分の心を映しているかのようだった。

晴れ渡った空が羨ましいけれど、今の自分には、曇りがちょうどいいのかもしれない。

 

眩しすぎないし、影の中に安心できる気がするから。

夕方、少しだけベランダに出てみた。

 

冷たい風が頬に当たって、ほんの少しだけ「生きている」という実感が湧いた。

風の音、遠くで聞こえる犬の鳴き声、空の色の移ろい。

 

そんなささいなことが、ほんのわずかに自分の世界を彩ってくれる。

気づけば5分以上、外に立っていた。

 

これも、今の自分にとっては小さな「成功体験」だと思う。

夜は、なんとかレトルトのお粥を温めて食べた。

 

味はよく覚えていないけれど、「ちゃんと食べられた」という事実が、自分を少しだけ支えてくれている。

 

寝る前には、音楽を聴こうか、少しだけ漫画を読もうか、それともまたぼーっとしながら布団の中に入ろうか…。そんなことを考えている。

 

今日という一日が、何か特別だったわけではない。

でも、生き延びたという事実がある。

 

それだけで、今日は十分だったのかもしれない。

苦しくても、何もできなくても、こうして夜を迎えることができた。

 

それは、とても大切な一歩。

明日も、たぶん同じような一日かもしれない。

 

でも、今日の日記が、未来の自分にとっての「証」になればいいと思う。

 

「あのときも頑張ってたんだな」と思えるように。

 

 

 

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私の時にこれらを利用してたら、また違った人生だったかもしれない。

 

うつの時ってひとりではどうにもならないよね

私は大変だったんだ