今日は朝から頭が重く、目覚めた瞬間から「また今日も始まってしまった」と思った。
眠りは浅く、夜中に何度も目が覚めては、携帯をぼんやりと眺めていた。
SNSを見ても、ニュースを読んでも、誰かの楽しそうな投稿や、社会の不条理を突きつけられるだけで、心がどんどん擦り減っていく。
けれど、それを見ないと自分がこの世に存在している実感さえ薄れてしまう。
そういう矛盾を抱えながら、また今日もなんとか布団から這い出た。
朝ごはんは食べられなかった。
食欲がないというよりも、何かを口にすること自体が怖い。
料理をする気力もないし、冷蔵庫を開けることさえ面倒で、結局水だけ飲んで済ませてしまった。
自分を支えるエネルギーすら与えられない自分に、さらに嫌気がさす。
頭の中では、「こんなんじゃダメだ」「ちゃんとしなきゃ」「他の人はもっと頑張ってるのに」という声が鳴り止まず、それに押しつぶされそうになる。
午前中はただソファに横たわって、天井を見つめていた。
何を考えていたのかもよく覚えていない。
時間の感覚が曖昧で、気づいたら数時間が経っていた。
何もしていないのに、ただ生きていただけで、ものすごく疲れている。
呼吸をすることすら苦しくて、深呼吸を試みるが、胸の奥につかえた何かがどうしても取れない。
昼過ぎに、無理やり少しだけ外に出てみた。
天気は曇り空の合間から少し日が差していて、春らしい穏やかな風が吹いていた。
でも、そんな自然の優しさも今の自分には届かない。
むしろ、それが余計に自分の感情の鈍さを浮き彫りにする。
前は桜を見るのが好きだった。
花の咲く季節が待ち遠しかった。
でも今は、桜を見ても何も感じない。
心の色が失われてしまったように、世界が灰色にしか見えない。
帰ってからはベッドに潜り込み、しばらく泣いた。
理由は分からない。
ただ、涙が止まらなかった。
情けなさ、苦しさ、虚しさ、全部が混ざって、ひとつの大きな塊になって胸を締めつけていた。
誰かに助けてほしい。
でも、どう助けてほしいのか、自分でも分からない。
言葉にならない叫びが喉の奥で渦巻いて、それがまた孤独を深める。
夕方になって、ようやく少し何かを食べる気になった。
インスタントのスープを飲んだだけだけど、それでも今日は少しだけ前進できたのかもしれない。
こういう些細なことに対しても、「できた」と思える自分でいたい。
でも、その一方で「こんなことができたくらいで何になる」という声もある。
心の中で常に戦っている。
もうどちらが本当の自分なのか分からない。
夜はテレビをつけてみたが、何をやっていたのか記憶にない。
ただ、音がしていることで少しだけ現実に引き留められていた気がする。
完全に沈んでしまわないように、どこかに意識のアンカーを打っておくような感覚。
今日という1日を乗り切ることだけで、もう精一杯だった。
明日も同じような日が来るのかと思うと、本当に辛い。
未来に希望が持てない。
でも、それでも日記を書くことで、自分が生きていた証を残しておきたいと思った。
今は何もできないかもしれない。
でも、それでも生きてる。ちゃんと生きてる。
苦しいけど、今を必死に踏ん張っている。
この気持ちが誰かに届くことはないかもしれない。
でも、自分自身には届いてほしい。
今日の私が、明日の私を少しだけでも支えられるように。
たとえ1ミリでも前に進めていたら、それでいい。
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うつの時ってひとりではどうにもならないよね
私は大変だったんだ