今日もまた、朝がやってきた。
眠っていたのか、それともただ目を閉じていただけなのか、自分でもよく分からない。
起きるべき時間を何度も過ぎて、それでも布団の中から出られず、体が石のように重たかった。
頭の中はモヤがかかっていて、「起きなければ」「でも無理だ」という言葉が繰り返し響いていた。
どうしてこんなにも簡単なことができないのだろう。
自分に失望する気持ちと、それでも仕方ないと感じる無気力さが同時に押し寄せてきて、結局午前中はほとんど動けなかった。
朝食どころか、水すら口にできなかった。
食欲はずっとない。
プロテインだけ飲み込んだ。
最近は何を食べても味がしないし、空腹さえ感じない。
身体は痩せていっているのに、それを「どうにかしなきゃ」と思う気力すら湧いてこない。
誰かが「ちゃんと食べないとダメだよ」と言ってくれたとしても、きっとその言葉を受け止める余裕もないだろう。
昼になって、ようやくベッドから這い出るようにして起きた。
カーテンを開けたら、曇り空の向こうに少しだけ光が見えた。
でも、その光が眩しく感じて、思わず目をそらした。
世の中が動いていること、自分以外の人たちが当たり前のように日常を生きていることが、胸に突き刺さる。
まるで自分がこの世界から取り残されているような気がして、涙が勝手に出てきた。
何の理由もないのに涙が出る日が続いている。
悲しいというより、「空っぽ」だからこそ泣けてくる。
何もない。
希望も、目標も、楽しみも、何もない。この先どうやって生きていけばいいのか、全くわからない。
未来に対する不安すらも、最近は薄れてきた。
ただ「もう何もかもどうでもいい」という感覚がじわじわと広がっていて、怖いような、でもそれすらも感じなくなってきているような…。
今日は、誰とも話さなかった。
着信もなかった。
誰かと話すことすら、今の自分には重たすぎる。
言葉を選ぶ力もないし、表情を作る余裕もない。
それでも孤独は辛い。
人に会いたいわけじゃないのに、孤独が胸を締め付けてくる。
この矛盾がまた、自分を責める材料になってしまう。
夕方になって、少し散歩をしてみようと外に出た。
歩き出してすぐに後悔した。体が重くて、心もついてこない。
景色は灰色にしか見えないし、風の音もどこか遠くて現実感がなかった。
でも、それでも数分だけ歩いた。
それだけで今日一日の中で唯一、自分に「少しだけでも頑張った」と言える瞬間だったかもしれない。
夜になり、無理やりインスタントのスープを飲んだ。温かさは少しだけ安心感を与えてくれる。
でも、満たされることはない。
眠りたくない。でも、起きているのもつらい。
逃げ場がどこにもない。そう思いながら、こうして日記を書いている。
うつ病と付き合っていると、時間の感覚がおかしくなる。
昨日のことがずっと昔のように思えるし、数日前の記憶がごっそり抜け落ちていることもある。
頭の中が濁っていて、考えることが怖い。
自分の存在自体が、どこか他人事のように感じる。
でも、こんな日でもこうして書けている。
たとえ意味がなくても、誰にも読まれなくても、自分の気持ちを文字にすることでほんの少しだけ、呼吸がしやすくなる気がする。
うまく言えないけれど、「生きてる」ことを実感するために、私はこうして日記を書いているのかもしれない。
今日はとてもつらい日だった。
何もできなかった。
でも、まだ終わっていない。
きっとまた明日が来る。
どんなに憂鬱でも、それだけは変わらない。
そのことに、救われる日がいつか来るのだろうか。
今は分からない。
でも、私はまだここにいる。
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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うつの時ってひとりではどうにもならないよね
私は大変だったんだ