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KIZUNA  うつ病だけど もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

今日もうつ病地獄  645

朝、目を覚ました。

というより、意識が戻っただけで、目覚めという感覚はない。

 

昨晩もろくに眠れていなかったから、身体が鉛のように重く、まぶたの裏側まで痛い。

スマートフォンの画面を見たら、時刻は10時23分。

 

もう社会はとっくに動き始めているのに、私は布団の中で朽ちたままだ。

まず、「今日も生きてしまった」と思う。

 

生きてしまったという表現に、自分でもうんざりするが、それが本音だ。

死にたいのではない。

 

苦しみから逃れたいのだ。

ただ、それが「死」とあまりにも近い場所にあるから、自分でも線引きが曖昧になる。

 

布団から出るには、想像以上のエネルギーが要る。

私にとってそれは、山登りよりもしんどい試練だ。

 

立ち上がる理由が見つからない。

どこかに行く予定もない。

 

会いたい人もいない。

やりたいこともない。

 

誰も私を必要としていないという思考が、頭の中に居座っている。

これは思い込みではなく、私には現実のように感じられる。

 

スマホには未読のメッセージがいくつか届いている。

でも開く気になれない。

 

見たところで返事ができないのがわかっているし、「元気?」とか「大丈夫?」という言葉が苦しい。

 

「元気じゃない」と言ってしまえば会話が止まるし、「大丈夫じゃない」と言えば相手に重荷を背負わせる。

だから既読すらできない。

 

関係を切る気もないのに、放置する自分がまた嫌になる。

布団の中で、ずっと天井を見ていた。

 

部屋は静かで、時計の針の音だけが聞こえる。

それすらうるさく感じる瞬間もある。

 

誰にも邪魔されない空間のはずなのに、頭の中だけがうるさい。

「お前は役立たず」「何の価値もない」「生きているだけ迷惑だ」という声が、自分の声で、

延々と繰り返される。

 

昼頃になって、ようやくトイレに立つ。

顔を洗うのも億劫で、そのまままた布団に戻る。

 

今日は晴れているらしい。

カーテン越しの光が、皮肉に感じる。世の中は明るく、希望に満ちているのに、自分の心は常に曇っている。

 

いや、曇りどころか暴風雨だ。何かしようとしても、吹き飛ばされてしまう。

SNSを開いて、他人の投稿を眺める。

 

誰かがカフェに行った写真、誰かが恋人と笑っている写真、誰かが仕事で達成した報告。

喜びに満ちたその画面の向こうで、私は死んだ魚のような目をしている。

 

比較してはいけないと思っても、心は勝手に他人との距離を測ってしまう。

「あの人にはできるのに、私は何もできない」。

 

その繰り返し。

午後になっても、何ひとつ手につかない。

 

食事をとる気力もない。

空腹かどうかすらわからない。

 

ただ身体が重い。

眠れない夜にため込んだ疲労が、昼になっても取れないのだ。

 

おまけに、無力感と罪悪感がセットで襲ってくる。

「今日も何もできなかった」と自分を責める。

 

それがまた苦しい。責めたくないのに、責めてしまう。

夕方、ふと思い出す。

 

昔の自分は、こんなんじゃなかった。

笑うこともできたし、人と会うことも苦じゃなかった。

 

将来の夢もあった。

けれど今は、夢なんて言葉はただの遠い蜃気楼だ。

 

いつの間にか、何もかも失った。

いや、失ったというより、手放すことすらできないまま、自分から壊れてしまった。

 

夜が近づくと、また不安になる。

これからどうするのか。

 

このままでいいのか。

明日こそは、と思っても、結局同じことを繰り返す自分が目に見える。

 

未来を想像することが恐怖だ。

終わらない地獄がずっと続くような気がする。

 

逃げ道もなく、ただ苦しみを抱えているだけ。

夜が来て、ようやく少し食べ物を口にした。

 

味はしない。

でも、何かを食べたという事実だけが、まだ自分が人間であることを確認させてくれる。

 

人間のふりをしているだけかもしれないが、それでもいい。

今日はそれで精一杯だ。

 

明日は、もう少しだけ、まともに過ごせたらいい。

朝に歯を磨くだけでもいい。

 

部屋の窓を開けるだけでもいい。

そんな小さな希望を持とうとしている自分が、まだどこかにいることに気づいた。

 

それが救いかどうかはわからない。

 

でも、私は今日もこの地獄を生き延びた。

 

それだけで、今日という一日は、意味のあるものだったと信じたい。

 

 

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うつの時ってひとりではどうにもならないよね

私は大変だったんだ