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KIZUNA  うつ病だけど もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

いつ消えるの?  646

目覚ましの音も鳴らない。

 

いや、設定していないのだ。

起きる理由がないのだから。

 

今日も朝が来てしまった。

ただただそれだけで、心に鈍い鉛のような重みがのしかかる。

 

眠ったはずなのに、何ひとつ回復していない。

身体は鉛のように重く、目を開けるのも、息をするのも、どこか億劫だ。

 

うつ病という病気は、どこかに目に見える傷があるわけじゃない。

血も流れていない。

骨も折れていない。

 

だが、確かに死にたいと思わせるほどの痛みが、毎日、毎時間、毎秒、心のど真ん中で脈打っている。

 

「また生きてしまった」と思う。
「死にたい」とは違う。

「消えていたかった」という感覚に近い。

 

誰の記憶にも残らず、何の責任も負わず、音もなくこの世界から溶けていきたい。

それでも何かを食べないといけない。

 

薬を飲まないと、もっと深い底へ引きずり込まれる。

だが冷蔵庫を開けることさえ、果てしない冒険のように思える。

 

顔を洗う気力がない。

風呂は何日も入っていない。

 

部屋には空になったペットボトルと脱ぎ捨てた服、放置された洗濯物。

視界に入るものすべてが、自分のだらしなさの証拠のようで、ひどく辛い。

 

スマートフォンには通知がたくさん溜まっている。

友人、家族、支援者――心配してくれているのかもしれない。

 

でも返せない。

返す力がない。

 

何か言葉を選んで、感情を整えて、文章を打って、送る――その一連の行為が、もはや別世界の人間にしかできないようなことに思える。

 

ただただ、布団の中で時間が過ぎていく。

昼なのか夜なのか、曖昧なまま、カーテンも開けず、空気のこもった部屋で、ぬるい絶望に沈んでいく。

 

外からは子どもの声がする。

働く人たちの足音、自転車のブレーキ音、郵便のバイク。

 

世界は、何もなかったかのように今日も動いている。

私だけが取り残されている。

私だけが壊れている。

 

そして、そんな自分を責める声が、また心の中で鳴り響く。
「甘えてるんじゃないのか?」
「こんなの言い訳だろ」
「本当に努力してるのか?」

 

誰かに言われたわけじゃない。

でも確かに聞こえる、脳内の毒。

 

うつ病の真に恐ろしいところは、外からの攻撃ではなく、内側から自分自身をじわじわと腐らせていくところだ。

 

人と比べるなと何度も言い聞かせても、SNSにはキラキラした生活や成功体験があふれている。

 

大学を卒業して働いている人、結婚して家庭を築いた人、夢を追いかけて輝いている人。
私はどうだ? 今日も何もしていない。

 

ただ生きているだけ。

それすらもやっとの状態。
もう何年も、まともに働けていない。

 

目標なんてとっくに見失った。

 

夢なんて言葉を聞くだけで嘲笑われている気分になる。

「死ぬ勇気はないんだな」

「いつ死ぬの?」
「生きてる意味あるのか?」
そう思ってしまう日もある。

 

いや、ほとんど毎日だ。

だが、死ぬという行為すら、自分には過ぎた贅沢に思えてくる。

 

家族に迷惑がかかる。

後始末をする人がいる。

 

そんな想像ばかりが浮かんで、結局何もできない。

ただただ、死にたいのに死ねず、生きたくないのに生き続ける――それがうつ病地獄だ。

 

誰かに助けてほしい。

けれど、助けを求める言葉が浮かばない。
誰かに寄り添ってほしい。

 

でも、こんな自分では嫌われて当然だと感じてしまう。

支援の窓口に電話をかけようと何度もスマホに指を伸ばす。

 

でも、通話ボタンを押せない。

「ごめんなさい」「すみません」「大丈夫です」と、何の根拠もない言葉が先に出てしまいそうで怖いのだ。

 

そうして今日もまた、無言のまま時間だけが流れる。
いつ眠ったのかもわからない。

 

気づけば夜が来ている。

テレビの音が隣の部屋から漏れてくる。

 

部屋の隅に置いたカレンダーは、めくることもされず数ヶ月前のまま止まっている。

明日は今日と同じ一日がまた繰り返されるのだろう。

 

生き地獄。

抜け道のない迷路。

 

希望という言葉の記憶さえも色褪せてしまった世界。

それでも、どこかに小さな灯りが残っているのかもしれない。

 

こんな文章を書くことができるのも、ほんの少しだけでも「言葉にしよう」と思ったから。絶望の奥に、かすかな叫びがあるから。

 

そして、もしこの言葉が誰かに届くのなら。
「あなたは一人じゃない」と、誰かが言ってくれるのなら。

 

それがほんの一瞬でも、うつ病地獄の闇の中に、微かな光になるかもしれない。

 

 

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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。

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私の時にこれらを利用してたら、また違った人生だったかもしれない。

 

うつの時ってひとりではどうにもならないよね

私は大変だったんだ