うつ地獄毎日の苦しさ
朝、目が覚めるとすぐに「また生きている」という絶望が押し寄せてくる。
眠っている間だけが唯一、心が空白になれる時間。
それすら浅く、夢の中でさえも責められる。過去の失敗、誰かの言葉、自分自身の無力さ。
それらがぐちゃぐちゃに絡まり、夢と現実の境界が曖昧なまま、薄暗い朝が始まる。
布団の中にいるのが一番安全な場所。
それなのに、そこにいる自分が「怠け者」「甘えてる」と責める声が聞こえてくる。
それは他人の声じゃない、自分の中から聞こえる、自分の声。どうしても身体が動かない。
息が苦しい。
何かしなきゃいけないのに、何もできない。
時間だけが過ぎていく。
スマートフォンを開けば、世界は動いている。
誰かが仕事に行き、誰かが結婚し、誰かが旅行に出かけている。
「みんな生きてる」「楽しんでる」――その事実が、自分の存在をさらにみじめにする。
SNSのタイムラインが、ナイフのように胸を刺す。
みんなが遠くて、怖くて、まぶしくて、そして羨ましい。
日常のすべてが困難。歯を磨くこと、顔を洗うこと、服を着替えること、食事をすること――どれもが高すぎるハードルだ。
やっとの思いで立ち上がっても、次の動作に移ることができない。
頭の中がモヤのようにぼやけていて、何も考えられない。
ただ、時間が通り過ぎるのを待っているだけ。
誰かと話すことなんてできない。
電話の着信音が怖くて、LINEの通知がストレスで、未読のままにしてしまう。
返信しなければいけないのに、できない。
返事をしない自分をまた責めて、どんどん人間関係が壊れていく。
夜になると不安が膨らむ。
「明日もまた来るのか」「このまま一生こうなのか」――そう思うと、息が詰まりそうになる。
首を締め付けられるような感覚。
部屋の隅に小さく丸まって、布団を頭までかぶる。
部屋は静かなのに、心は騒がしい。自己否定の声が何度も何度も反響する。
「生きている価値がない」「誰の役にも立ってない」「邪魔な存在だ」
こんな日々を、何ヶ月も、何年も続けてきた。
病院にも行った。薬も飲んだ。
カウンセリングも受けた。
それでも良くなったり悪くなったりを繰り返す。
周囲の人には「焦らずに」「ゆっくりでいいよ」と言われる。
優しい言葉なのに、なぜか苦しい。
「ゆっくり」してるつもりなんかない。
毎日が必死で、全力で、やっとの思いで生きているのに、「休んでていいよ」と言われると、自分の存在が「いらないもの」と言われている気がする。
「死にたい」という言葉が、何度も頭をよぎる。
でも「死ぬ勇気」すらない自分が情けない。
生きるのも地獄、死ぬのも怖い。
逃げ場がない。
この地獄から抜け出す方法が分からない。
誰に助けを求めればいいかも分からない。
そもそも、自分なんか助けてもらう価値があるのか?――そんな思考が、無限ループのように繰り返される。
希望が見えない。
未来が怖い。
今日を乗り越えるだけで精一杯。
いや、今日を乗り越える気力すらない。
何もできなくても、生きてるだけでえらい――そんな言葉すら信じられない。
自分は「生きてる」だけで、迷惑をかけているんじゃないかと、心の底から思ってしまう。
それでも、今こうして言葉にしているのは、どこかに「分かってほしい」「伝えたい」という気持ちが残っているからだと思う。
誰にも理解されないと感じるこの苦しみを、せめて文字にすることで、少しだけ軽くなるような気がして。
理解されなくてもいい、否定されてもいい。
せめて、「こんなに苦しい日々がある」と記録に残したかった。
うつの地獄は、外からは見えない。
けれど、確かにここにある。
笑っていても、働いていても、その内側では毎日、見えない戦いをしている人がいる。
そして、自分もその一人だ。
生きているだけで、戦っている。
それだけは、どうか、忘れたくない。
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小児がんと難病の子から元気をもらいませんか
良かったら読んでいただけたらと思います
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https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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私の時にこれらを利用してたら、また違った人生だったかもしれない。
ひとりではどうにもならない時あるよね
私は大変だったんだ