うつ地獄日記:息をするのも苦しい日々
朝が来るのが怖い。
何もしていないのに疲れている。
布団から出たくない、というより出られない。
この感覚は、経験したことがない人には決して理解されないだろう。
■目が覚めた瞬間から始まる絶望
目覚ましが鳴る。
無視する。スヌーズが何度も響く。
まるで「生きろ」と責められているようで、心がざわつく。
結局、布団の中で何時間も過ぎる。
「起きなきゃ」と思っている。
でも体が動かない。
気力が枯れ果てている。
そういう日が続くと、自己嫌悪がどんどん積み重なっていく。
■「何もできない自分」に押し潰される
仕事?無理だ。
家事?手が動かない。
友達に返信?文章が浮かばない。
何もできない。
ただ呼吸してるだけで精一杯。
なのに、何もしない自分が許せない。
「怠けてるだけなんじゃないか」
「みんなは頑張ってるのに、自分はダメな人間だ」
そんな思考が頭の中をぐるぐる回る。
誰にも迷惑をかけていないのに、世界中に謝りたくなる。
■時間だけが過ぎていく恐怖
SNSを見ると、誰かの「充実した一日」「成功体験」「幸せそうな笑顔」が並んでいる。
まるで自分が取り残されたような気分になる。
どこで間違ったのか。
なぜ自分だけ、地面に沈んでいくのか。
時間はどんどん進んでいくのに、心は止まったまま。
「焦るな」と言われても焦る。
「自分のペースでいい」と言われても、他人の時間がどんどん進んでいくのを見てしまう。
自分の人生だけ、誰かに一時停止を押されたまま置き去りにされている気がする。
■眠れない夜、消えたい衝動
夜になると、孤独がより深くなる。
眠れない。目を閉じても、いろんな思考が勝手に流れ込んでくる。
「消えたい」「いなくなりたい」という声が頭の中でささやき続ける。
でも「死にたい」とは違う。
ただ、今のこの苦しみから逃げたいだけ。
「このままずっとこうなのか」という絶望が、心をゆっくりと絞めつけていく。
泣きたくても涙は出ない。
叫びたくても声が出ない。
ただ、じっと、耐える。
■「大丈夫?」が怖い
優しい言葉にさえ、傷つくようになる。
「大丈夫?」と聞かれても、何をどう答えていいかわからない。
「大丈夫じゃない」と言えば重たすぎるし、
「大丈夫」と答えたら嘘になる。
だから、だんだん人とも話せなくなる。
どんな言葉も届かないし、自分の気持ちも伝えられない。
「誰にもわかってもらえない」
その孤独が一番つらい。
■それでも、今日を生きた
こんな日々に意味なんてあるのかと、何度も考える。
でも、少なくとも今日は生き延びた。
朝起きられなくてもいい。
何もできなくてもいい。
誰かと話せなくても、部屋から出られなくても、
今日をただ生きたことが、今の自分にとっての「全力」だった。
■終わりに:この地獄の中にいる誰かへ
もし、これを読んでいるあなたが、似たような地獄を生きているなら、
どうか知っていてほしい。
あなたは怠けてなんかいない。
あなたは弱くなんかない。
今のあなたに必要なのは「頑張ること」じゃなくて、
「とにかく生きていることを許すこと」だ。
それが、たとえ今日できる唯一のことだとしても、
それだけで、十分なんだ。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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良かったら読んでいただけたらと思います
少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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私の時にこれらを利用してたら、また違った人生だったかもしれない。
ひとりではどうにもならない時あるよね
私は大変だったんだ