うつ病ブログ:地獄の日々
朝が来るのが怖い。
夜も眠れず、朝が来ても起きられない。
目を覚ましても、そこには何もない。
心が空っぽで、体が石のように重い。
うつ病の毎日は、まさに終わることのない地獄だ。
ベッドの中で目を開けるたび、「また朝が来てしまった」と思う。
眠れなかった夜の延長線上にあるだけの、希望のない朝。
カーテンの隙間から差し込む光がまぶしくて、それだけで泣きたくなる。
世の中は動いているのに、自分だけが取り残されている。
いや、動けない自分が悪いんだ。
そうやって、自責の念が押し寄せてくる。
仕事なんてとっくに辞めた。辞めざるを得なかった。
上司に「やる気がない」「そんなことで社会人が務まると思うな」と言われ続け、やがて本当に動けなくなった。
最初は「甘えかもしれない」と思って、無理して会社に行っていた。
けれど、車に乗るだけで涙が出てきて、吐き気がして、足がすくんで動けなくなった。
とうとう会社の入り口まで行ったのに、そこから中に入れなかったあの日。
あのとき、私の心は完全に壊れていたのだと思う。
病院に行って「うつ病」と診断されたときは、どこかホッとした気持ちもあった。
病名がついたことで、「自分の苦しみは本物だったんだ」と思えたから。
でも、それは始まりに過ぎなかった。診断されたからといって、すぐに楽になるわけではない。
薬を飲んでも、カウンセリングを受けても、地獄のような日々は続いた。
誰にも会いたくない。
誰にも見られたくない。
でも、誰かに助けてほしい。
この矛盾が、心をさらに苦しめる。
友人からのLINEも未読のまま放置。
家族の声も聞きたくなくて、耳をふさぐ。
SNSを開けば、輝いている人たちの投稿が目に入り、自分がどれだけ無価値かを思い知らされる。
何もしていないのに、息をしているだけで責められているような気持ちになる。
食欲もない。
何を食べても味がしない。
シャワーを浴びることさえ億劫で、髪の毛もボサボサ、服も何日も同じ。
鏡を見ないようにしていたけれど、ふと目に入った自分の姿に、思わず「誰?」と呟いてしまった。
こんなの、自分じゃない。
時間の感覚もなくなってくる。
朝か夜か、平日か休日かもわからない。
ずっと寝ていても疲れが取れず、逆に眠ることが怖くなる。
夜中に目が覚めて、「また一人だ」と思い知らされる。
その孤独感が、鋭利な刃物のように胸を刺す。
「もう終わりにしたい」と思ったことも、何度もある。
むしろ、そればかり考えていた時期もあった。
ベランダから下を見下ろしたとき、ふと「このまま落ちたら、楽になれるのかな」と思った。でも、怖かった。
死ぬのが怖いんじゃない。
このまま苦しみが終わらないことが、何より怖い。
うつ病は、ただの「気分の落ち込み」じゃない。
生きる力そのものが奪われる病だ。
気合いではどうにもならないし、根性論では回復しない。
なのに、世の中にはまだまだ誤解が多い。
「ただの甘え」「怠けてるだけ」そんな言葉が、さらに心をえぐる。
理解されないことが、こんなにも辛いとは思わなかった。
それでも、生きている。今日も何とか目を覚ました。
ベッドから出ることはできなかったけれど、生きている。
自分を責める気持ちが少しだけ弱まった日もあった。
風の匂いに季節を感じて、少しだけ涙がこぼれた日もあった。
このブログを書くことも、ほんの少しの「外とのつながり」だ。誰かに読まれるかもしれないし、誰にも読まれないかもしれない。
それでも、書くことで「私はここにいる」と叫んでいる。
地獄のような日々の中で、それが今の自分にできる精一杯のことだ。
うつ病は、簡単には治らない。
でも、ほんのわずかでも、光を感じる瞬間がある。
その光を信じて、今日もなんとか、息をしている。
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少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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私の時にこれらを利用してたら、また違った人生だったかもしれない。
ひとりではどうにもならない時あるよね
私は大変だったんだ