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KIZUNA  うつ病だけど もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

うつ病ブログ地獄の日々674

うつ地獄日記:「地獄の日」

朝が来た。
それだけで地獄だった。

 

目を覚ますと、まず最初に押し寄せてくるのは「今日も生きていなければならないのか」という絶望。

 

眠りから覚めたことを喜ぶどころか、またこの苦しみの一日が始まることに、魂の底からうんざりする。

 

心も体も鉛のように重い。

布団の中が唯一の避難所なのに、その布団ですら、今日は自分を守ってくれる感じがしない。

 

携帯の通知が点滅していた。

無視した。

 

誰かからのLINE。

きっと「大丈夫?」とか「元気にしてる?」とか、そんな無邪気なやさしさだ。

 

それに答える元気も気力もない。
返信できない自分が悪いと責める声が、もう一人の自分のように頭の中でずっと責めてくる。

 

食欲はない。
いや、食べ物という概念そのものが、現実から浮いて見える。

 

パン?ごはん?スープ? そんなもの、この世界に存在していたのか?
冷蔵庫の前まで行ったものの、何も取れず、またベッドに戻った。

 

それだけで体力を使い果たしたような気がした。

時計を見たら11時。

 

自分は今日、何もしていない。
何もできていない。

 

でも、その「何もできていない」という事実が、背中にナイフのように突き刺さる。

 

「お前は怠けてるだけだ」「誰も助けてくれないぞ」「自分でどうにかしなきゃいけないのに、それすらできないんだな」

そんな声が頭の中をぐるぐる回る。

 

パニックが起きた。
喉が詰まるような感覚。

 

心臓がバクバクする。

息が浅くなり、酸素が足りない気がする。
涙が出そうなのに出ない。

 

泣くことすらできない。
とにかく怖くて、苦しくて、訳もわからないけど「もう無理だ」としか思えなかった。

 

死にたい。
この一言が、頭の中で何度もリフレインする。

 

でも、死ぬ勇気もない。
だから生きるしかない。

 

でもそれが、また地獄。
この「どこにも逃げ場がない」感覚が、うつ病の本質なのかもしれない。

 

昼を過ぎても、何もできなかった。
テレビの音がうるさく感じる。SNSを見る気力もない。

 

誰かと繋がることが怖い。
でも、孤独すぎて気が狂いそうでもある。

 

「誰か助けて」
その言葉を何度も心の中で叫ぶ。

 

けれど、声にはならない。
助けてと言っても、どう助けてほしいのか分からない。

 

ただ「この苦しみを分かってほしい」「この地獄の中に一人じゃないと感じたい」
そんな気持ちを言語化する能力すら、失われている。

 

夕方になり、外は少し暗くなってきた。
一日が終わろうとしている。

 

でもそれは「解放」ではなく、「また明日もこれが続く」という絶望の始まりを意味している。

 

このまま夜になり、また眠り、そしてまた朝が来て――
この無限ループが、まさに地獄だった。

 

夜、ようやく布団に潜り込んだ。
その瞬間だけが、唯一の安らぎだった。

 

もう何も考えなくていい。
目を閉じて、ただ「無」になりたかった。

 

夢でもなんでもいい、現実から逃げたかった。

 

けれど、うつ病というやつは、夜にすら解放を与えてくれない。

 

眠りにつこうとすると、今日一日の何もできなかった自分への自己嫌悪が襲ってくる。
「なんでお前はダメなんだ?」「誰もお前のことなんか愛さないよ」「このまま一生こうだよ」

 

そんな言葉が脳内のスピーカーから垂れ流される。

 

それでも、ようやく眠りに落ちる。

 

明日が来なければいいのに、と願いながら。

 

 

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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。

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私の時にこれらを利用してたら、また違った人生だったかもしれない。

 

ひとりではどうにもならない時あるよね

私は大変だったんだ