うつ病ブログ:地獄の日々が辛い
朝が来るのが怖い。
目を開けた瞬間、頭の中に重たい雲がのしかかる。
「ああ、また始まってしまった」。
その感覚が、毎朝、胸を締めつける。
うつ病という病は、ただ気分が落ち込むとか、ちょっと疲れたというようなものではない。
これは、生きていること自体が罰のように感じる地獄のような日々だ。
目覚ましの音が鳴る前に目は覚めている。
でも、布団から出られない。
体が鉛のように重たく、何か一つ動かすのにも莫大なエネルギーが必要だ。
トイレに行くことさえ先延ばしにしてしまう。
体は汗で湿っていて、頭はぼんやりとした霧の中。
時計の針はどんどん進んでいくけれど、自分はまるで時間の外に取り残されたような感覚だ。
「今日も何もできない」
そんな思いが心の中を支配する。
できることなら、このまま一日が過ぎ去ってくれたらいいのにと願う。
でも時間は残酷だ。
日が昇り、窓の外が明るくなるたびに、「何かしなければ」「このままではダメだ」と責める声が心の中に響く。
その声すら、自分自身のものなのかどうかもわからない。
ただ、常に自分を責め立てる誰かが、頭の中に住みついているような気がする。
うつ病の地獄は、「何もできない自分」を延々と見せつけられることだ。
スマホを手に取っても、SNSを開いても、目に入るのは「頑張っている誰か」「成功している誰か」「元気な誰か」ばかり。
眩しすぎて目を背ける。
でも、閉じたところで、自分の現実が変わるわけではない。
人に会うのが怖い。
言葉を交わすのが怖い。
たとえ家族であっても、「どうしたの?」と聞かれることに怯える。
「うつなんだ」と説明したところで、「考えすぎだよ」とか「甘えてるんじゃない?」という言葉が返ってくる。
そんな言葉が、心に刃のように刺さる。
自分の苦しみが伝わらない。
誰にも理解されない孤独の中で、どんどん声を失っていく。
たまに、「好きなことをすれば気が紛れるよ」と言われる。
でも、好きだったことにすら手が伸びない。
音楽が好きだった。
絵を描くのが好きだった。
文章を書くのも好きだった。
でも、今はすべてが灰色に見える。
情熱も興味も、どこか遠くに行ってしまった。
空っぽになった心の中には、疲労感と絶望感だけが沈殿している。
夜になると、不安が膨れ上がる。
「明日はどうなるんだろう」「このまま回復しないんじゃないか」「このまま死んでしまいたい」。
そんな思考が堂々巡りする。
眠りたいのに眠れない。
眠れたとしても、悪夢で目が覚める。
うつ病の夜は、昼よりもさらに地獄に近い。
暗闇が心の奥にまで染みこんでくる。
薬を飲んでも、すぐには楽にはならない。
副作用に苦しむこともある。
希望を持ちたいけれど、希望を持つ力すら残っていない。
周囲からは「いつかよくなるよ」と言われるけれど、その「いつか」が永遠に訪れない気がする。
今の苦しみを、誰にもわかってもらえないまま、ただ時間だけが流れていく。
時々、「生きてて偉いよ」と言ってくれる人がいる。
その言葉だけが、かろうじて自分を引き止める。
今日も起き上がれなかった。
でも、死ななかった。
泣きながらでも、生き延びた。
うつ病という地獄の中で、それだけでも奇跡なのかもしれない。
この病は見えにくい。
見た目は普通に見える。
笑顔を作ろうと思えば作れてしまう。
だからこそ余計に、苦しみが伝わらない。
でも、本当は今すぐにでも「助けて」と叫びたい。
誰かに抱きしめてほしい。
何も言わずに、ただそこにいてほしい。
地獄の日々は今日も続く。
でも、もしかしたら明日、ほんの少しだけマシな一日が来るかもしれない。
そう信じられる日は、まだ遠いけれど、それでも言葉にしてみる。
今ここにいる誰かが、同じような地獄にいるなら、あなたは一人じゃない。
苦しみは確かに存在する。
そして、その苦しみの中でも、今日を生き延びたという事実が、何よりも尊い。
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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ひとりではどうにもならない時あるよね
私は大変だったんだ