google-site-verification=DsSW1BSpVBY5SiLLdzLTrUhj5WzV1FkuaA16qBTRbiY G-PWS3RV4B68 google.com, pub-5680133420783773, DIRECT, f08c47fec0942fa0 2025013010390610829349.onamaeweb.jp

KIZUNA  うつ病だけど もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

うつ地獄日記 ― 目覚めない朝の中で 702

朝が来た。

だが、目は覚めない。

 

カーテンの隙間から光が差し込んでいることは分かる。

でも、その光は私にとって“朝”を知らせるものではない。

ただの光だ。

 

もう何時なのか、今日は何曜日なのか、そんなことはどうでもいい。

今日が来たことすら、恨めしいと思ってしまう。

 

身体は重く、まるで鉛を詰め込まれた袋の中に閉じ込められているようだ。

手を動かすことすら億劫で、頭は霞がかかったようにぼんやりしている。

 

「起きなければ」と何度も心の中で呟くが、その声すらすぐにかき消される。

まるで無力な抵抗だ。

 

布団の中は唯一、安全に感じられる場所だ。

けれども同時に、この布団は私を捕らえる檻でもある。

 

安心と絶望が交錯する。

外の世界は怖い。

 

人と接するのが怖い。

声を出すのが怖い。何かを感じることが、怖い。

 

気づけば、また数時間が過ぎている。スマホの通知は無視している。

誰かが私を必要としているかもしれない。

 

だけど、その誰かの期待に応える自信がまったくない。

返信をしなければという焦りと、それができない自己嫌悪で胸が苦しくなる。

 

もう何年もこんな日々を繰り返しているような気がする。

「甘えだ」と言われた言葉が、今も頭の中に響く。

 

確かに、何もしていない自分はダメだと、自分でも思う。

働いていない、友人とも疎遠になった、家族とも会話が減った。

 

自分の存在価値を見失っている。

ただ生きているだけの自分に、意味があるのか。

 

何のために今日も息をしているのか分からない。

時々、ほんの少しだけ希望のようなものが見えることがある。

 

窓の外に咲いた花を見て、「きれいだな」と感じた瞬間。

テレビの中の風景に懐かしさを感じた時。

 

そうした一瞬が、まるで夢のように消えていく前に、すぐに闇が覆いかぶさってくる。

「どうせまた沈むんだ」「何をしたって無駄だ」という声が、心の底からわき上がってくる。

 

通院もした。

薬ももらった。

カウンセリングにも通ってみた。

 

けれども、どれも「効果があった」と言えるほどの変化はなかったように思う。

医師の優しい声も、カウンセラーの励ましも、今の私には遠い世界の出来事のようだった。

 

言葉は、私の奥底まで届かなかった。

友人が言った。「いつか良くなるよ」。

 

でも、私はもう“いつか”を信じる力も失っている。

未来という言葉が、ただの空想にしか思えないのだ。

 

「それでも生きていてほしい」と言われても、その理由が見つからない。

ただ、死ぬ勇気もないから、仕方なく生きている。

 

そんなふうに感じてしまう自分が、また嫌になる。

夕方になると、少しだけ楽になる時がある。

 

朝ほどの絶望ではない。

けれども、それは夜に向けての“麻痺”のようなものであって、決して安らぎではない。

 

夜になると、今度は眠れない恐怖が襲ってくる。

布団に入っても、頭の中は騒がしく、過去の後悔や未来への不安が押し寄せてくる。

涙が出ることもある。

 

でも、泣くことで少しでも楽になることは、ほとんどない。

そしてまた朝が来る

 

その繰り返しだ。

何も変わらず、何も前に進まず、ただ「耐える」だけの日々。

 

うつ病は病気だと分かっていても、自分を責めずにはいられない。

「もっと頑張れたんじゃないか」「他の人はちゃんと生きてるのに」。

 

そんな声が、自分の中から絶え間なく聞こえてくる。

それでも、こうして言葉にしてみようと思った。

 

今のこの気持ちを書き残すことで、もしかしたら、自分の存在を少しでも認められるかもしれないから。

誰かに理解されなくてもいい。

 

少なくとも、自分がこの地獄の中で生きているということを、自分自身だけでも見つめていたい。

 

明日もまた、同じ朝が来るだろう。

 

だけど、今日をこうして文字にできたことが、ほんのわずかでも“今日”を意味あるものにしてくれるかもしれない。

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

今回もクリック応援お願いできませんか。

生きる励みになります。

よろしくお願いいたします。

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ
にほんブログ村

うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。

下段よりシェアしていただけたら嬉しいです。

 

 

 

#️⃣生きた記録病気怪獣と戦うウルトラマンになった3歳児

  小児がんと難病の子から元気をもらう

良かったら読んでいただけたらと思います

少しでも生きる力をみいだせれば幸いです

https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547

 

医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。

広告

 

うつ病ランキング
うつ病ランキング

 

私の時にこれらを利用してたら、また違った人生だったかもしれない。

 

ひとりではどうにもならない時あるよね

私は大変だったんだ