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KIZUNA  うつ病だけど もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

うつ地獄日記 ― 壊れた時計の中で 705

朝が来た。
また朝が来てしまった。

 

目覚ましも鳴らないのに、なぜか決まってこの時間に目が覚める。

眠れたのか、眠れていないのか、もう自分でもよくわからない。

 

脳の中に霧がかかったような感覚で、思考の芯がぼやけている。

身体も重く、指一本動かすのにも苦労する。

 

けれど、なぜか心だけが騒がしくて、胸の奥がジリジリと焼けるように痛む。

 

起き上がれない。
いや、起き上がりたくないのだと思う。

 

この布団の中が、唯一、世界から隔離された場所。

たとえそれが窒息するほど重く、息苦しい空間でも、外の光よりはずっとましだと思えてしまう。

 

誰にも会いたくない。

声を聞きたくない。

 

目を合わせたくない。
「大丈夫?」と聞かれるたび、「うん、大丈夫」と答えてしまう自分が嫌だ。

 

本当はまったく大丈夫じゃない。

むしろ限界を何度も超えて、今はもう「壊れている」のに。

 

携帯を手に取る。

通知はゼロ。

 

SNSを開いても誰の投稿も目に入らない。

幸せそうな写真や、前向きな言葉の羅列が、ただの嘘にしか見えなくなって久しい。

 

「今日もがんばろう」とか「笑顔でいよう」とか、そんな言葉は自分とはまったく別世界の人間が言っているだけだ。

 

自分には関係ない。

トイレに行こうと体を起こす。

 

だけど、足が動かない。

動かそうとする意思はあるのに、体が言うことをきかない。

 

まるで誰かに押さえつけられているように。

いや、正確には自分自身に引きずり戻されているのかもしれない。

 

動かない体と、焦る気持ち。

呼吸が浅くなっていく。

 

喉がつまる。

目の奥が熱くなる。

 

この発作は何度目だろう。

涙が出るのではなく、内側から壊れていくような感覚。

 

誰にも見られていないのに、誰かに責められているような感覚。

わかってる、何もしてないのに疲れてるとか、甘えだとか、弱音だとか、わかってる。

 

でも、それでも、どうしようもないんだ。

呼吸すら意識しないとできないんだ。

 

午前中はただ天井を見つめて過ぎた。
正午を知らせるチャイムが外から聞こえる。

 

今日は何曜日だっけ?曜日の感覚がすでにない。

カレンダーも見ていないし、誰かと予定を合わせることもない。

 

そもそも、予定なんてもう何か月も入れていない。

誰とも会っていない。

 

連絡もしていない。

されていない。

 

人と関わることが、もう怖い。
「お久しぶり」と言われるのが怖い。
「最近どう?」と聞かれるのが怖い。
「何してるの?」と訊かれるのが、何より怖い。

 

何もしていない。

ただ、こうして、息をしているだけ。
それすらも苦しいのに。

 

部屋の隅に積まれたままの段ボールが目に入る。

でも、手が動かない。

 

どこからどうすればいいのかもわからない。

やろうとすると、脳が拒否反応を起こす。

 

「無理」とだけ、身体の中から声が聞こえる。

食欲がない。

 

いや、ある時もあるけれど、食べると胃が痛くなる。

食べ物が喉を通らない。

 

何を食べても味がしない。

栄養のために口に入れているだけで、楽しさも嬉しさもない。

 

生きることがただの作業になっている。

夜になると、不安が強くなる。

 

暗くなると、世界が静まりかえると、自分の存在だけが浮かび上がってしまう。
「ああ、自分は本当に一人なんだな」と思い知らされる時間。

 

スマホを握りしめて、誰かに助けを求めたくなる。

 

でも、誰に?誰ならこの気持ちを理解してくれる?誰にもわかってもらえないと決めつけているのは自分自身かもしれない。

 

でも、かつて誰かに打ち明けて、軽くあしらわれた記憶が焼き付いていて、もう誰にも話せなくなってしまった。

 

「考えすぎじゃない?」
「気分転換したら?」
「運動するといいよ」

 

全部、もう聞き飽きた。
それで治るなら、こんなに苦しんでいない。

 

夜中2時。

目は冴えているのに体は重い。

 

思考は過去と後悔に飲み込まれていく。

「あの時、もっとちゃんと生きていれば」と何千回思ったかわからない。

 

だけど、戻れない。

未来を考える気力もない。

 

ただ、この終わらない夜を、今日もまた、ひたすら耐えている。

生きているだけで精一杯。
それすらも、いつまで続けられるのかわからない。

 

明日も同じように、朝が来るのだろうか。
それが恐ろしくてたまらない。

 

でも、どうせまた目が覚めてしまうのだ。
壊れた時計のように。

 

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私の時にこれらを利用してたら、また違った人生だったかもしれない。

 

ひとりではどうにもならない時あるよね

私は大変だったんだ