google-site-verification=DsSW1BSpVBY5SiLLdzLTrUhj5WzV1FkuaA16qBTRbiY G-PWS3RV4B68 google.com, pub-5680133420783773, DIRECT, f08c47fec0942fa0 2025013010390610829349.onamaeweb.jp

KIZUNA  うつ病だけど もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

うつ地獄日記 ― 吐き出すこともできない日々の中で 706

朝、目が覚める。

 

いや、正確には「目を閉じたまま夜をやり過ごしていた意識が、またこの地獄に引き戻される」と言った方が正しい。

 

体は重く、まぶたは鉛のように落ち、呼吸をすることすら意志の力が必要だ。

ベッドの上で横たわるまま、天井を見つめている。

 

なぜ自分はここにいるのか、何をして生きているのか、その問いすらもう湧いてこない。

 

部屋のカーテンは閉め切ったまま。

光が怖い。まぶしさが痛みに変わる。

 

誰かの声、外を歩く人の足音、郵便受けに投げ込まれるチラシの音、すべてが鋭利なナイフのように胸に突き刺さる。

 

音も匂いも、すべてが自分を拒絶しているような感覚。

世界が自分を必要としていない。

 

それどころか、自分がここにいることが間違いのようにすら感じる。

スマホを見ると、未読のメッセージがいくつか溜まっている。

 

「元気?」「最近どうしてる?」「心配してるよ」…返信できない。

いや、返信したくない。

 

この地獄の中で、相手の善意は刃になる。

 

「気にかけてくれている」と頭ではわかっていても、心が追いつかない。

「元気じゃないよ」「最近は毎日が苦痛でたまらないよ」なんて言えるはずもないし、だからといって「大丈夫」と嘘をつく気力もない。

 

結局、未読のままにしてしまう。

放置が続いて、誰も連絡してこなくなる。

 

ああ、これでまた一つ、人との繋がりが消えていく。

食事も、風呂も、すべてが「戦い」になる。

 

お腹は空いているはずなのに、食べ物を口に運ぶことができない。

箸を持つ手が震える。

涙が出そうになる。

 

なぜこんなことすらできないのだろう?

風呂に入るなんて。

 

身体の不快感には気づいている。

でもそれを何とかするエネルギーがもう残っていない。

 

テレビも見られない。

ネットも見られない。

 

画面の向こうで、誰かが笑っているのを見ると、胸が苦しくなる。

世界は自分を置いて進んでいく。

 

季節が変わっても、自分は取り残されたまま。

時の流れだけが無慈悲に背中を押してくる。

 

生きているのに、死んでいるようだ。

いや、むしろ死んでしまった方が楽になれるのではないか…そんな考えがふと頭をよぎる。

 

だけど死ぬ勇気すらない。

ただ、生きているだけで、消耗しきっている。

 

まるで呼吸するたびにエネルギーを吸い取られていくようだ。

寝ても回復しない。

 

夢の中ですら苦しい。

むしろ夢の方がリアルで、目が覚めると現実の重さに押しつぶされる。

 

時々、「自分は誰かに必要とされているのだろうか?」と考える。

でもその答えが恐ろしくて、深くは掘り下げられない。

 

この状態を誰かに説明しても、たぶん伝わらない。

「もっと気分転換した方がいいよ」とか「運動するとスッキリするよ」とか、そんな無神経な正論が返ってくるだけだ。

 

そんな言葉を聞くたびに、自分がどれだけ壊れているかを突きつけられる。

正常な世界に適応できない異物。

 

それが、いまの自分だ。

ふと、過去の自分を思い出す。

 

笑っていた。働いていた。

友達とくだらないことで盛り上がっていた。

 

あの頃は、普通に生きていた。

未来を信じていた。

 

あの自分は、どこへ行ってしまったのだろう。

いま目の前にあるのは、曇った鏡に映る廃人のような姿。

 

目の光が死んでいる。

心が空洞のようにスカスカだ。

 

それでも、生きている。苦しいけど、生きている。

意味があるのかと問われれば、答えられない。

 

でも、たとえ1ミリでも前に進めたら、それだけでもう十分だと思うことにしている。

今日、目を開けて、布団の中で1時間耐えた。

 

それだけでも「がんばった」と言ってやりたい。

誰も認めてくれなくても、自分くらいは、自分を認めてやりたい。

 

うつの地獄は、誰にも見えない牢獄だ。

叫んでも声は届かない。

 

出口は見えない。

でも、それでも。

 

言葉にならなくても、こうして書くことで、ほんの少しだけでも、この地獄を外に吐き出すことができるなら、今日という日は無駄じゃなかったのかもしれない。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

今回もクリック応援お願いできませんか。

生きる励みになります。

よろしくお願いいたします。

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ
にほんブログ村

うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。

下段よりシェアしていただけたら嬉しいです。

 

 

 

#️⃣生きた記録病気怪獣と戦うウルトラマンになった3歳児

  小児がんと難病の子から元気をもらう

良かったら読んでいただけたらと思います

少しでも生きる力をみいだせれば幸いです

https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547

 

医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。

広告

 

うつ病ランキング
うつ病ランキング

 

私の時にこれらを利用してたら、また違った人生だったかもしれない。

 

ひとりではどうにもならない時あるよね

私は大変だったんだ