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KIZUNA  うつ病だけど もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

うつ地獄日記 ― 誰にもわかってもらえないという地獄の底で 707

朝が来た。

カーテン越しにぼんやりと射し込む光が、まるで罪の告白のように部屋の中を照らす。

 

まぶしい。

胸がざわざわする。

 

光は希望を連れてくると、昔の誰かが言っていた。

でも今の私にとっては、ただの責め苦だ。

 

今日もまた、生きなければならない一日が始まってしまった。

布団の中にうずくまりながら、頭の中で繰り返されるのは、「死にたい」「消えたい」「終わりにしたい」という言葉たち。

 

決して口には出さない。

でも心の中では毎日、百回以上は呟いている。

 

もう何年もこの調子だ。

なのに、誰にもそれを伝えられない。

 

伝えたところで、結局は「気持ちの問題」とか「前向きに」とか、そんな言葉で片づけられるだけだから。

 

朝食? 食べるわけがない。

食欲なんてものはもうどこか遠い場所に消えてしまった。

 

というより、食べる意味がわからない。

栄養? 健康? 生き延びるため? そんなもの、私にとってはどうでもいい。

 

むしろ、栄養を取らなければいずれ衰弱して死ねるかもしれない、そんな期待すら抱くほどだ。

 

携帯が鳴る。

友人からのLINEの通知。

 

「久しぶり、元気にしてる?」と明るいメッセージ。胸の奥に鉛の塊が沈んでいく。

返せない。

 

元気なふりなんてもうできない。

でも、「うつで寝込んでます」と正直に言う勇気もない。

 

ただ通知を消して、また画面を伏せる。

人と話すことが怖い。

 

笑わなければいけない。

相槌を打たなければいけない。

話題を探さなければいけない。

全部、私にはできないことだ。

 

目の前にいる相手に対して、心の中では「早く終わってくれ」とずっと念じている。

なのに、会話が終わると「こんな自分は最低だ」と自己嫌悪に襲われる。

 

何をしても、苦しい。

かつてはできていたことが、今はすべて困難になっている。

 

歯を磨くことすら苦行だ。

服を着替えるのも気力がいる。テレビも見られない。

 

本も読めない。

音楽も耳障りでしかない。

 

まるで世界のすべてが私を拒絶しているような気がして、どこにも居場所がない。

親からの電話も無視している。

 

「最近どうしてるの?」という声が頭の中に蘇るたび、胸が締め付けられる。

心配してくれているのはわかる。

 

でも、答える言葉がない。

「何もしてない。

何もできない。

 

何の希望もない」なんて言えないから。

せめて親には心配をかけたくない。

 

でも、嘘をつく気力ももうない。

夜になると少しだけ楽になる。

 

なぜなら、「一日が終わる」からだ。

朝の絶望と違って、夜は終焉のような静けさがある。

 

けれど眠れない。

目を閉じても、不安や後悔や、意味不明な恐怖がぐるぐると頭の中で渦巻いていて、全身の神経がずっと張りつめている。

 

ベッドの上で何時間ももがき苦しんだあげく、いつの間にか意識が飛ぶように眠る。

そしてまた、地獄のような朝が始まる。

 

こんな日々を何年も繰り返していると、自分が人間だったことすら忘れそうになる。

社会の一員でもない。友達もいない。

 

家族とも距離がある。

誰にも必要とされていないと感じる。

 

何のために生きているのか、何を目指せばいいのか、何が正解なのか、全くわからない。

ただ、「この苦しみから解放されたい」ということだけが、唯一の真実だ。

 

病院にも通っている。

薬も飲んでいる。

カウンセリングにも行った。

 

でも、楽にはならなかった。

むしろ、「治療しているのに治らない自分」に対する絶望が、さらに自分を追い込んでいった。

 

「病気なのだから仕方ない」と自分に言い聞かせても、「いつまで?」という問いがつきまとう。

 

「一生このままだったらどうしよう」という恐怖。

未来が怖い。

過去も痛い。

現在は地獄。

 

ときどき、「もう十分に頑張ったよ」と思うことがある。

自分なりに、必死で生きてきた。

 

耐えてきた。

我慢してきた。

 

なのに、それでも報われなかった。

その思いがふと、心の底から湧き上がってくる。

 

「終わらせてもいいのではないか」と。

でも、その先にあるものがわからないから、結局今日も生きてしまう。

 

うつの地獄とは、何もできないことではない。

本当の地獄は、「自分が壊れていくのを毎日眺め続けなければならないこと」だ。

 

まるで鏡の前で、自分が腐っていくのを見せられているような感覚。

そしてそれを、誰にも共有できない。

 

理解されない。

届かない。

誰かに助けてほしい。

 

でも、誰にどうやって助けを求めればいいのかがわからない。

助けてと叫ぶことすら、もうできない。

 

そんな状態が、私の日常だ。

それでも今日、こうして文章を書いている。

 

なぜかはわからない。

ただ、せめてこの苦しみの存在を、どこかに刻んでおきたかった。

 

誰かに届くかもしれない、という一縷の希望だけを抱いて。

私はまだ、生きている。

 

地獄の中で、うずくまりながら。

 

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https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547

 

医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。

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私の時にこれらを利用してたら、また違った人生だったかもしれない。

 

ひとりではどうにもならない時あるよね

私は大変だったんだ