
朝、目が覚めた瞬間から、もう疲れている。
まだ体は布団の中にあるのに、心はずっと深い穴の底にいるようだ。
目を開けることすら億劫で、次にするべき動作──例えば起き上がる、顔を洗う、着替える──そのどれもが、何倍ものエネルギーを必要とする。
うつ病という言葉は、今では多くの人に知られている。
けれど、それがどれほど静かに、そして執拗に人生を蝕んでいくか、実感として理解されていることは少ないと感じる。
「ただの甘え」ではない
私は何度も言われてきた。
「気分の問題だよ」「考え方を変えればいいだけ」「休めば治るでしょ」
そのたびに、自分がどれほど無理解な世界にいるのか思い知らされた。
うつ病は、気分が少し沈んだというような軽いものではない。
自分の存在そのものが間違っているような、世界が灰色にしか見えないような、そんな状態が毎日続くのだ。
病気だと認めるのにも時間がかかった。
最初は自分の努力不足だと思っていた。
何かが足りないのだと、もっと頑張らなきゃと、どんどん自分を追い込んでいった。
そしてある日、ベッドから起き上がれなくなった。
食事も喉を通らず、体重が減り、声を出すことすら難しくなった。
そのときやっと、「これは普通じゃない」と気づいた。
治療のはじまり
精神科の扉を叩くのは、想像以上に勇気がいった。
心の病にかかっていると認めることが、なぜこんなにも怖いのだろう。
でも、あの日診察室で「うつ病ですね」と言われたとき、少しだけ安心した自分もいた。
名前がついたことで、自分の状態が理解され、受け止められたような気がした。
抗うつ薬を処方され、定期的に通院し、カウンセリングも始めた。
でも、すぐに元気になるわけではない。
むしろ「治療しているのに治らない自分」にまた落ち込む。
そうして何度も振り出しに戻るような日々が続いた。
人との関係の難しさ
うつ病を抱えていると、他人との関係も難しくなる。
本当は会いたくても、会う気力がない。
返事をしなければいけないのに、LINE一つ返せない。
結果、少しずつ周囲との距離が広がっていく。
家族にも申し訳なさが募る。
働けない、家事もできない、笑顔も見せられない。
「何のために生きているんだろう」という思考が、何度も何度も頭の中を回る。
何かしようとすると、それが失敗に終わる未来しか想像できず、ますます無力感に支配される。
小さな光を探して
それでも、時々ほんのわずかな希望が心に灯る瞬間がある。
それは、静かな音楽だったり、夕焼けの色だったり、コーヒーの香りだったり。
「生きていてもいいのかもしれない」と思える瞬間が、少しずつ増えていくことがある。
その小さな光を、何とかして失わないように必死に掴んでいる。
うつ病と共に生きるというのは、毎日が戦いだ。
でも、完全に勝とうとしなくていい。
今日、生き延びただけで、十分に価値がある。
誰かに理解されなくても、自分だけは自分を責めないようにしたい。
そう思えるようになるまでに、私は何年もかかった。
最後に
もし、この記事を読んでくれているあなたが、今まさに苦しみの中にいるのなら、伝えたいことがある。
あなたは一人ではない。
世界は冷たく見えるかもしれないけれど、誰かが必ず、あなたの存在を必要としている。
たとえそれが今は見えなくても、生きていることには意味がある。
回復の道はゆっくりで、時には後退もするけれど、それでも、少しずつ歩いていけばいい。
今日も、何とか息をしている。それだけで、本当に、すごいことなのだ。
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良かったら読んでいただけたらと思います
少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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私の時にこれらを利用してたら、また違った人生だったかもしれない。
ひとりではどうにもならない時あるよね
私は大変だったんだ
