目覚めたくなかったはずなのに、気づけばまた、この世界に引き戻されている。
部屋の天井を見つめながら、ため息がひとつ。
立ち上がる理由が見つからない。
何のために、今日という日が始まるのだろう。
誰かと話す元気なんてもう残っていない。
笑顔を貼りつけるのも、限界だった。
すべてのやりとりが、遠くの風景のようにぼやけて、意味を失っていく。
生きるのが、こんなにも辛いなんて、誰も教えてくれなかった。
静かな部屋にいると、心の奥にある声が聞こえてくる。
「このままでいいの?」
「何の価値もないじゃないか」
「もう十分じゃないか」
そんな声に、何度も負けそうになる。
いや、正直、もう何度も負けてきた。
でも、それでも、ここにいる。
それだけは、確かだ。
誰にも言えないことが、胸の奥にたくさん積もっている。
「どうして生きてるの?」と聞かれたら、答えられない。
ただ、「終わらせる勇気もないだけ」と思う日もある。
でも、それは「弱さ」なんかじゃない。
むしろ、その中にこそ、見えない強さが隠れていると私は思う。
人はよく、「頑張れ」と言う。
でも、本当に苦しいとき、「頑張れ」は刃物のように胸に刺さる。
もうとっくに頑張ってきた。
誰にも見えない場所で、必死に呼吸して、耐えて、立ち続けてきた。
それだけで、もう十分すぎるほど頑張っている。
だから、ここでは「頑張れ」は言わない。
ただ、そっとこう伝えたい。
「あなたがここにいることが、すでに奇跡だ」と。
朝がつらい日、何もできなかった日、涙が止まらない夜。
そんな日々の中でも、あなたは、あなたのまま、生きている。
それは決して無意味なことじゃない。
誰に見られなくても、評価されなくても、静かに灯る小さな命の炎は、それだけで美しい。
あなたが感じている孤独は、確かに本物だ。
でも、それは「あなたが繊細で、深く物事を感じ取れる力を持っている」という証でもある。
感情の波に呑まれながらも、必死に浮かび上がろうとしているあなたを、私は尊敬する。
世界がすべて敵に見えるときは、せめて、あなた自身が味方になってほしい。
何もできない日には、何もしなくていい。
一歩も動けない日には、その場でじっとしていていい。
「今日を生ききること」だけが、あなたのすべての仕事でいい。
誰かと比べなくていい。
昨日の自分とさえ、比べなくていい。
昨日できたことが今日できなくても、それは「負け」ではない。
心には波がある。調子が良い日もあれば、深く沈む日もある。
海が、いつも穏やかとは限らないように、人間の心もまた、揺れ動くものだ。
それを恥じなくていい。隠さなくていい。
あなたの「辛い」は、あなたにしかわからない特別な痛み。
だから、他人の言葉で否定される必要なんてない。
どうか今日という一日を、「よくやった」とそっと抱きしめてあげてほしい。
ただ生きるだけで、精一杯だった。
だからこそ、生き抜いたそのことに、小さくても拍手を送ってほしい。
言葉にならない悲しみも、出口のない不安も、
今はまだ霧の中かもしれない。
けれど、霧はいつか、ほんの少しずつ晴れていく。
何年かかるかはわからない。
でも、今日生き延びたその一歩が、いつか未来に続いていく。
最後に、そっと伝えます。
あなたは、ひとりじゃない。
そして、あなたの存在は、ちゃんとこの世界に必要とされている。
たとえ、今そう思えなくても。
この文章が、ほんの少しでもあなたの心に寄り添えていたら、それが私にとっての答えです。
どうか、今日を、生き延びてください。
できれば、また、明日も。
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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ひとりではどうにもならない時あるよね
私は大変だったんだ
