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KIZUNA  うつ病だけど もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

うつ 病地獄 737

朝が来るのが怖い。
夜が終われば、また一日が始まってしまう。

 

ベッドの中で目を開けても、体は鉛のように重く、まるで地面に縫い付けられているようだ。頭はぼんやりしているのに、心だけは妙にざわざわと落ち着かない。

 

息を吸うのさえ面倒で、呼吸が浅くなっていることに気づく。

うつ病になってから、時間の感覚がおかしくなった。
昨日と今日の区別がつかない。

 

朝と夜の境目も曖昧で、時計を見るたびに「もうこんな時間か」と思う。

何をしていたか思い出せない。

 

気づけば一日が過ぎ、何もできなかった自分への罪悪感が胸を締め付ける。

「何もできない自分は、生きている意味があるのか」
この問いが、毎日のように頭をよぎる。

 

うつ病の地獄は、外からは見えにくい。
外傷のように血も流れず、骨も折れていない。

 

ただ、心が折れている。立ち上がる力も、前に進む気力も失ってしまった。

外から見れば、ただ家にいるだけ、寝ているだけに見えるかもしれない。

 

でも、その「ただ」が、どれほど苦しく、どれほどのエネルギーを消費しているか、経験した人にしかわからない。

 

家族や友人は心配してくれる。
「少しは外に出たほうがいいよ」
「気分転換すれば治るかも」

 

その言葉が悪意ではないことはわかっている。

むしろ、心配してくれているのだ。

 

それでも、その優しさすら重く感じてしまう。

外に出ること、何かを始めることが、いまの自分には不可能に近いからだ。

 

病院に行けば、医師は薬を処方してくれる。

確かに薬は、ほんの少しだけ心の底に沈んでいた不安や焦燥感を和らげてくれる。

 

でも、それは一時的なもので、根本から救い出してくれるわけではない。

薬を飲みながらも、心の奥底には「このまま一生こうなのではないか」という恐怖が居座っている。

 

うつ病地獄の中にいると、未来という概念が消える。
「来週」「来月」「来年」という言葉を聞いても、何も感じない。

 

まるで、そこまで生き延びる自分を想像できない。

希望を持つことは、砂漠で水を探すようなものだ。

 

どれだけ探しても見つからず、やがて探す力さえ失ってしまう。

食欲は消え、味覚は鈍くなる。
好きだったはずの料理も、今はただ胃に流し込むだけ。

 

テレビの音も、街のざわめきも、すべてが遠くの出来事のようだ。

感情が平らになってしまい、嬉しいも悲しいも感じられない。

 

唯一はっきりと感じるのは、胸の奥にこびりついた重苦しさだけ。

そして、この病気の一番の残酷さは、「周囲に理解されにくい」ということだ。
「甘えている」「怠けている」「努力が足りない」

 

そんな言葉を直接言われなくても、視線や態度の中にそれを感じ取ってしまう。

そのたびに、自分を責める気持ちが強くなり、さらに深く落ちていく。

 

それでも、生きている。
なぜ生きているのか、自分でもわからない。

 

もしかしたら、生きる理由なんてもう残っていないのかもしれない。

ただ、それでも呼吸をして、目を開けて、また一日をやり過ごす。

 

うつ病地獄は、出口のない迷路のようだ。
歩き続けても、同じ場所に戻ってくる。

 

壁の向こうに光があるのかもしれないが、それを確かめる力がない。

ただ、今は立ち止まり、壁に背を預けて、ほんの少しでも休むしかない。

 

もしかしたら、いつかこの迷路にも出口が見つかる日が来るのかもしれない。
それが明日かもしれないし、何年も先かもしれない。

 

今はわからない。

わからないまま、今日も生き延びる。

 

それだけで精一杯だ。

 

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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。

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私の時にこれらを利用してたら、また違った人生だったかもしれない。

 

ひとりではどうにもならない時あるよね

私は大変だったんだ