「死んだ方が楽なのかな」
最近、この言葉が頭の中で何度も浮かんでは消える。
何か嫌なことがあったわけでもないのに、気づけば心が沈んでいる。
朝、目を開けるたびに「また今日も始まるのか」と思う。
布団から起き上がるのが、もう拷問のようだ。
生きるって、どうしてこんなにも苦しいんだろう。
息をするだけで疲れて、笑うことができなくなって久しい。
「死んだ方が楽なのかな」
そんなことを思う自分が、怖い。
でも同時に、それが正直な気持ちでもある。
死んだら、もう苦しまなくて済むのかな。
何も感じなくていいのなら、それは救いのようにも思える。
人に会わなくていい、気を遣わなくていい、未来を考えなくていい。
ただ静かに、何もないところで眠っていたい。
でも、そう考えると少しの罪悪感が顔を出す。
家族のこと、友人のこと、残された人たちの悲しむ顔。
それを想像すると、胸が締めつけられる。
でも同時に、「自分ばかりがこんなに苦しいのはなぜだろう」とも思ってしまう。
周りは普通に生きているように見えるのに、どうして自分だけがこんなに苦しんでいるんだろう。
心が限界を迎えると、もう何も感じなくなる。
ただ空っぽの中で、時間だけが流れていく。
涙も出ない。
生きているのか、死んでいるのか、自分でもわからなくなる瞬間がある。
そういうとき、ふと「死んだ方が楽かもしれない」と思う。
けれど、その次の瞬間、どこかで「まだ終わってはいけない」という小さな声も聞こえる。
その声が、かすかに自分をこの世界につなぎ止めている。
本当は、楽になりたいだけなんだ。
死にたいわけじゃない。
苦しみから逃げたいだけ。
けれど、その違いを誰も理解してくれない。
だから、ますます孤独になる。
誰かに助けてほしいと心の奥で叫びながらも、助けを求める気力すらもう残っていない。
「死んだ方が楽なのかな」
そう思う夜は、静かに目を閉じる。
明日が来なくてもいいと思いながら眠る。
でも、朝になればまた目が覚める。
生きることが罰のように感じる日々の中で、それでも、ほんの少しだけ、どこかで誰かが自分を必要としてくれていることを信じたい。
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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ひとりではどうにもならない時あるよね
私は大変だったんだ
