
『生き地獄の毎日』
朝が来ても、何も始まらない。
目が覚めるというより、眠りから追い出されるようにして、重たい体を布団の中で動かす。
外は光っているのに、心の中はずっと夜のまま。
何をする気力もない。歯を磨くことすら、意味が見えない。
ご飯を食べても味がしない。
生きるための行為が、ただの義務のように積み重なるだけ。
息をしているのに、息苦しい。
「今日もまた始まってしまった」と思うたび、胸の奥で何かが崩れる。
人の声が遠い。
笑い声がまぶしくて、刺すように痛い。
自分だけ別の世界に取り残されている気がして、どこにも居場所がない。
逃げたくても逃げ場がない。
生きることそのものが、罰のように続いていく。
夜になっても安らげない。
眠ろうとしても、心がざわついて眠れない。
昨日も今日も明日も、同じ地獄が続くだけ。
何も変わらない、何も終わらない。
それでも、生きている。生きてしまっている。
それが、生き地獄の毎日だ。
――終わりがない、終わりを願う日々。
