
うつ病の苦しみとは
今日も朝が来た。
窓の外は明るいのに、心の中は真っ暗なままだ。
体は重く、起き上がる気力がない。まるで見えない鎖で縛られているようだ。
人は「休めばいい」「気分転換をしなさい」と言う。
でも、そんな言葉がどれほど無力か、経験したことのない人にはわからない。
頭の中では、何をしても意味がないという声が絶え間なく響く。
生きていても価値がない。
そんな考えが、息をするたびに胸の奥を締めつけてくる。
何も感じない。
嬉しいことも、悲しいことも、全部遠い世界の出来事みたいだ。
それでも、周りの人の前では「大丈夫」と笑う。
壊れた心を隠すために。
夜になると、不安と後悔が波のように押し寄せる。
眠れない。
眠りたくても、心が暴れて眠らせてくれない。
ようやく目を閉じても、すぐに目が覚めて、また現実に引き戻される。
うつ病の苦しみとは、生きているのに生きていない感覚だ。
体はここにあるのに、心はどこか遠くへ行ってしまったような。
助けを求める声さえ出せなくなる。
今日もまた、なんとか息をしている。
それだけで精一杯の一日だった。
――「うつ病の苦しみとは」 日記より。
