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KIZUNA  うつ病だけど もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

もう頑張れない人間の記録その12 888

もう頑張れない人間のうつ病記録 その12

朝が来たのかどうかも、もうよく分からない。
カーテンの隙間から入る光は、希望ではなく「また一日が始まってしまった」という通知にしか見えない。目を開けただけで疲れている。何もしていないのに、もう限界だ。

 

頑張れない。
やる気がない、ではない。怠けている、でもない。

 

「頑張る」という機能そのものが壊れてしまった感じがする。エンジンが焼き付いた車に「踏めば走るだろ」と言われているような毎日だ。

 

周りは相変わらず言う。
「少しずつでいいから」
「気分転換してみたら?」
「みんな大変なんだよ」

 

その言葉が正しいことは、頭では分かっている。
でも、分かることと、できることは別だ。

 

布団から起き上がることが山登りで、顔を洗うことが命がけで、今日をやり過ごすことがサバイバルなのに、どうやって「少しずつ」を積み重ねろというのだろう。

 

何も生産していない自分が、どんどん透明になっていく。
存在しているのに、役に立っていないという感覚。

 

息はしているのに、生きている感じがしない。
時間だけが無慈悲に進み、置き去りにされる。

 

たまに、「昔はもう少し頑張れていたな」と思い出す。
でもその記憶は、励ましじゃなくて拷問になる。
「できていたはずの自分」と「今の何もできない自分」の差が、心をさらに削る。

 

今日は何もできなかった。
それでも一日は終わる。
「何もできなかった自分」を抱えたまま、また明日が来る。

 

それが怖い。
でも、もう抗う力もない。

 

ただ、こうして書いている。
書くことでしか、自分がまだここにいる証明ができないから。
誰かに届かなくてもいい。理解されなくてもいい。

 

これは、もう頑張れない人間が、
それでも崩れ落ちながら生きているという、
ただの記録だ。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

 

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