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KIZUNA  うつ病だけど もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

もう戻れない頑張れない人間の記録その49 925

もう戻れない頑張れない人間の記録 その49

「静かな絶望の朝」

朝が来るたびに思う。
また一日が始まってしまった、と。

 

昔は朝が嫌いじゃなかった。
目覚ましが鳴って、少し眠くても、今日もやるか、と体を起こしていた。
今は違う。目が覚めた瞬間に、重たい石が胸に乗っている。

何もしていないのに疲れている」
これを理解してもらうのは本当に難しい。

 

何もしていないのに。
働いていないのに。
家族を十分に支えられていないのに。

 

それでも、もう限界みたいな顔をしている自分がいる。

情けない。

 

スマホを開けば、みんな何かを成し遂げている。
頑張っている。
前に進んでいる。

 

自分だけが止まっている。

いや、止まっているならまだいい。
実際は、少しずつ後ろに下がっている気がする。

 

「戻れない」という感覚は、
過去の元気だった自分に対して思うことだ。

 

あの頃の自分に戻れたら、
きっとちゃんと働いて、
ちゃんと笑って、
ちゃんと家族としての役目を果たせたのに。

 

でももう、あの感覚が思い出せない。

頑張るって、どうやってやるんだっけ。

気合い?
根性?
ポジティブ思考?

どれも空っぽの言葉に聞こえる。

 

心が壊れる前、
私は「我慢」すれば何とかなると信じていた。

 

でも、我慢の先にあったのは成長じゃなくて、
ただの崩壊だった。

 

誰かに責められているわけじゃない。
それでも、自分で自分を責め続けている。

 

役に立たない人間。
頑張れない人間。
戻れない人間。

 

そうやって、心の中で何度も判決を下す。

それでも今日、
私は生きている。

 

起きた。
水を飲んだ。
この文章を書いている。

 

それだけのことが、
今の私には精一杯だ。

 

もしこれを読んでいるあなたが、
同じように朝が怖い人なら、
同じように「戻れない」と思っている人なら、

 

あなたは壊れたわけじゃない。

ただ、限界まで耐えてしまっただけだ。

 

頑張れないのは、
弱いからじゃない。
もう十分すぎるほど頑張った証拠だ。

 

今日もまた、
大きな一歩は無理でもいい。

 

呼吸している。
それだけで、今日は合格にしてほしい。

私はまだ、ここにいる。

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

 

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